全国的に気温の変動大きい 年末年始は東・西日本で冬らしい寒さ 気象庁1か月予報

気象庁は9日(木)、向こう1か月(12/11~1/10)の天候の見通しを発表した。  北日本と沖縄・奄美は、寒気の影響を受けにくい時期があるため、向こう1か月の気温は北日本で高く、沖縄・奄美では平年並みか高い見込み。特に、期間のはじめは、気温がかなり高くなる所がありそうだ。  東・西日本の太平洋側は、低気圧や前線の影響を受けにくいため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多くなりそうだ。

 1週目(12/11~12/17) 全国的に寒気の影響を受けにくく、北日本や沖縄・奄美はかなり高くなる所がある見込み。沖縄・奄美は高気圧に覆われやすいため、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。  2週目(12/18~12/24) 全国的に寒気の影響を受けやすく、低温傾向が見込まれる。冬型の気圧配置が強まるため、北・東・西日本の日本海側は平年に比べて雪(雨)の日が多く、東・西日本の太平洋側は平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。

 3~4週目(12/25~1/7) 北日本は寒気の影響を受けにくく高温傾向だが、東・西日本と沖縄・奄美は平年並みの予想となっている。また、全国的に平年と同様の天候が見込まれる。

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