大麻事件から7年、ジャッキー・チェン長男の初監督映画、名前の“完全抹消”でやっと公開へ

© 株式会社 Record China

ジャッキー・チェン(成龍)の長男で俳優ジェイシー・チャン(房祖名)の初監督映画が、タイトルを2回変更し、制作陣からジェイシー・チャンの名前を抹消することで、やっと劇場公開にこぎ着けている。

今月10日からの劇場公開が明らかになった中国映画「曾経相愛的我們」は、台湾の俳優チェン・ボーリン(陳柏霖)、女優アンバー・クオ(郭采潔)が主演のラブロマンス作品。ジャッキー・チェンをはじめニコラス・ツェー(謝霆鋒)、エリック・ツァン(曾志偉)といった豪華な顔ぶれが友情出演している。

2014年夏、大麻所持が発覚して北京市公安局に逮捕されたジェイシー・チャンだが、2017年11月にクランクインした同作が復帰の第一歩となるはずだった。当初は「北京晩9朝5」のタイトルだった同作は、2018年に公開予定だったが延期され、昨年初めには2月14日からの公開が発表されたものの再び延期。続いてクリスマスシーズンの上映も発表されたが、その後またもや中止に。今年に入ってから「北京愛情図鑑」とタイトルを変更し、4月初旬の公開が発表されたものの、過去に問題を起こした芸能人への中国当局の締め付けが厳しくなる中、予定どおりの公開とはならず現在に至っていた。

完成から4年目、紆余曲折を経たこの作品だが、「曾経相愛的我們」と再びタイトルを変更してこのほど、12月17日からの上映を発表。その後、繰り上げられて10日からの公開が決まっている。なお、映画・ドラマ情報サイト最大手・豆瓣(douban)では、助監督を務めたチャン・シャオレイ(張小磊)の監督作品と表記されており、監督・スタッフの中にはジェイシー・チャンの名前が見当たらず。その存在を完全に抹消した形で公開にこぎ着けている。(Mathilda)