自販連(一般社団法人日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(一般社団法人全国軽自動車協会連合会)は2021(令和3)年11月度の新車(乗用車)販売実績を発表した。1位はホンダ N-BOX、2位トヨタ カローラシリーズ、3位トヨタ ヤリスシリーズとなった。注目すべきは、登録車部門で1位に輝いたカローラシリーズだ。2021年9月に発売された新型カローラクロスの登場により、1年8ヶ月ぶりに1位に輝いたのだった。今回は2021年11月の販売動向についてご紹介しよう。
ホンダ N-BOXが2021年7月以来の1位に
2021年11月にもっとも売れたクルマはホンダ N-BOXであった。先月はコロナ禍による供給不足のために登録車と軽自動車を併せた販売ランキングは5位に留まっていたが、晴れて1位に輝いたのだ。
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新型カローラクロスが大ヒット! シリーズのうち約7割を占めるほどに
2位にはトヨタ カローラシリーズが君臨している。これまで登録車部門はヤリスやルーミーなどがランキング上位の常連となっていたが、2021年9月に発売された新型カローラクロスの登場により飛躍的に販売台数を伸ばしたのだった。
ちなみにカローラシリーズとしているのは、カローラとカローラツーリング、カローラスポーツ、カローラアクシオ、カローラフィールダーと幅広い。そして9月からはここにSUVモデルの新型カローラクロスが含まれるようになったのだ。
トヨタによれば、カローラシリーズのうち約7割程度が新型カローラクロスで占めているという。それほどまでに人気を博しているのだった。
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2021年10月度 新車販売台数ランキング ベスト15(乗用車・軽乗用車)[自販連・全軽自協調べ]
1位:ホンダ N-BOX(1万5482台)[前年同月比:208.0%(以下同)]
2位:トヨタ カローラ(1万3631台)[141.2%]
3位:トヨタ ヤリス(1万1940台)[59.9%]
4位:トヨタ ルーミー(1万1654台)[127.9%]
5位:ダイハツ タント(1万822台)[226.8%]
6位:スズキ スペーシア(1万790台)[170.8%]
7位:日産 ノート(9412台)[271.9%]
8位:日産 ルークス(7413台)[85.2%]
9位:スズキ ワゴンR(7267台)[82.5%]
10位:トヨタ アクア(7251台)[209.6%]
11位:トヨタ ヴォクシー(6711台)[97.8%]
12位:トヨタ ライズ(6217台)[58.5%]
13位:ホンダ フィット(6074台)[84.8%]
14位:ダイハツ ムーヴ(5979台)[179.2%]
15位:ダイハツ タフト(5613台)[113.9%]
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】