上海汽車集団、11月の販売台数60万台超

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上海汽車集団、11月の販売台数60万台超

上海汽車集団が手掛けた自動運転の新エネルギーコンセプトカー「鯤(Kun)」。(9月29日撮影、上海=新華社配信)

 【新華社上海12月9日】中国自動車大手の上海汽車集団が8日発表した11月の販売台数(速報値)は60万1千台だった。今年7月以降は増加幅が月ごとに増加している。

 傘下の乗用車メーカー、上汽乗用車の販売台数は前年同月比24%増の10万台で、今年の累計販売台数は70万台に迫った。うち、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「栄威(ROEWE)RX5」「名爵(MG)ZS」、セダンの「栄威i5」「MG5」などの月間販売台数はいずれも1万台以上を維持している。

 合弁会社は、独フォルクスワーゲン(VW)との上汽大衆汽車が、モデルチェンジした「ティグアンL」「パサート」などのハイエンド・ミドルレンジ車が発売後、月間1万5千台以上の販売を維持。米ゼネラル・モーターズ(GM)との上汽通用汽車の新型バッテリー「アルティウム」搭載SUV「キャデラック・リリック」は、11月17日の予約受付開始の手付金支払いベースの予約数が5千件に迫った。GM、広西汽車集団との上汽通用五菱汽車が発売したSUV「五菱星辰」は、11月の販売台数が1万5千台を超えた。

 11月の新エネルギー車(NEV)販売は過去最高の8万2千台を記録した。上汽大衆は電動車「ID」シリーズを追い風に、11月の新エネ車販売台数が前年同月比3.1倍の1万2千台となった。「ID」シリーズは月間販売台数が8千台の大台に乗ったほか、1~11月の累計販売台数も2.6倍の63万8千台となり、年内にも月間販売1万台超え、年間販売70万台超えが見込まれる。上汽乗用車の新エネ車販売台数は14万7千台で、プラグインハイブリッド車(PHEV)「MGHS」、電気自動車(EV)「MGZS」などハイエンド・ミドルレンジ車種が主力となっている。

 1~11月の海外販売台数は87.4%増の60万3千台。初めて60万台を超え、中国メーカー首位を保った。うち、中国単一ブランド海外販売台数トップのMGは、輸出(24万5千台)と現地生産(6万6千台)を合わせた販売打数が31万台を超えた。MGブランドの新エネ車は、英国やフランス、ドイツ、オランダ、スウェーデンなど先進国での今年以降の販売台数が4万6千台となり、中国新エネ車の海外市場開拓をけん引している。