ヒカル&朝倉未来が「今までなかった」新番組制作発表 若者6人に1000万円渡し新事業企画応援 

人気ユーチューバーのヒカルが、格闘家でユーチューバーの朝倉未来とともに、新たなインターネット番組「ミライエ」を制作することを発表した。

番組について、ヒカルは「スタートアップリアリティーショー」と命名。起業したい男性3人、女性3人をオーディションで選出し、都内のシェアハウスで3カ月間の共同生活を送らせ、その生活に密着して番組化するという。

シェアハウスには最初、机の上に生活費として1000万円を置き、使い道は自由。参加者は3カ月の間で新事業の企画を作成させ、最終日にヒカルと朝倉に対してプレゼンを行い、合格すれば事業資金の提供を受けることができる。

8日に自身のYouTubeチャンネルで朝倉とともに番組制作を発表したヒカルは「これ、かなり新しいというか、今まで日本になかったんじゃないかと思います」と自信満々。トータルで数億円規模の予算が必要であるとしつつ、「〝安パイ〟は避けました。ヤラセとかなしで、ガチンコでやる」と宣言した。

朝倉も「事業として実現していく形が、若者の勇気にもなると思う」「番組がバズれば、事業がしやすくなる。日本のためになってますよね」と賛同。さらに朝倉が「日本って、野心家が少なくなっている」と指摘すると、ヒカルも「教育的にも、平均値を目指そうみたいな感じで、突き抜けようとする人が少ない」と、チャレンジ精神旺盛な若者の登場に期待していた。

番組は、2人が新たに立ち上げたYouTubeチャンネル「ミライエCHANNEL」で放送され、撮影期間は来年2~7月、初回放送は来年4月を予定している。応募はすでにスタートしており、対象年齢は20歳から36歳までとなっている。

(よろず~ニュース編集部)

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