過去シリーズと交錯 崩れ去るトリニティーの姿も 「マトリックス レザレクションズ」特別映像

12月17日より劇場公開される、「マトリックス」シリーズの新章となる映画「マトリックス レザレクションズ」から、これまでのシリーズ作品と「マトリックス レザレクションズ」のシーンが交錯する、特別映像が公開された。

特別映像は、キアヌ・リーブス演じる主人公ネオの前に、突如黒猫が現れるシーンから始まる。シリーズでは、デジャヴュ現象の発生を意味し、仮想世界「マトリックス」に異変が起きていることを示すサインとして描かれてきた黒猫の出現。謎を呼ぶ映像となっている。また、1作目で真実を知ることができる「赤いピル」を飲み、人類がAIによって支配されている現実世界で目を覚ましたネオ。そんなかつてのシーンと重なるように、年齢を重ねたネオが再び現実世界でプラグにつながれている最新作のシーンが映し出される。

ほかにも、アクロバティックに弾丸を避けるアクションや、ネオと宿敵スミスの白熱バトル、口元がふさがれてしまうシーンなど、過去シリーズと最新作がリンクするような映像となっている。映像の後半には、シリーズのヒロインであるトリニティー(キャリー=アン・モス)がバグのように崩れ去るシーンも収められている。

「マトリックス レザレクションズ」は、「マトリックス」シリーズの新章。ネオ役のキアヌ・リーブス、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミスらが続投。新キャストとして、モーフィアス役にヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、エージェント・スミス役にジョナサン・グロフが起用されている。新キャラクターとして、ニール・パトリック・ハリス、クリスティーナ・リッチらも出演する。監督は、「マトリックス」シリーズの全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーが務める。

【作品情報】
マトリックス レザレクションズ
2021年12月17日(金)より全国公開
©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED

© 合同会社シングルライン