北京冬季五輪の「外交的ボイコット」、韓国の選択は?=韓国ネット「当然」「中国を裏切ったら…」

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米国が北京冬季五輪への外交的ボイコットを宣言し、同盟国が相次いで不参加を表明する中、韓国がどのような立場を取るのかに注目が集まっている。12月9日、韓国メディア・イーデイリーが報じた。

記事によると、現地時間の8日、英国のボリス・ジョンソン首相は議会で「北京冬季五輪はいかなる政府官僚も参加しない『外交的ボイコット』になるだろう」と発言。ただし「選手団まで参加しないのは合理的ではないと思う」とし、五輪に選手団は派遣するが、政府の公式使節団は参加しないという米国の方式に従うことを明らかにした。米国は6日にこの「外交的ボイコット」を宣言しており、豪州が同調。ニュージーランドはコロナを理由に大臣級の派遣を見送るとを表明した。8日にはカナダも外交的ボイコットを宣言している。欧州では英国が初めて。

また米国の同盟国である日本も、岸田文雄首相が「五輪の意義やわが国の外交にとっての意義などを総合的に勘案し、国益の観点から自ら判断していきたい」と語るなど、外交的ボイコットを検討中であることが伝えられている。

これを受け記事は、「韓国は参加の可否についてまだ決定できていない」と報道。8日に大統領府高官が記者の質問に対し、「韓国政府は現時点で、北京冬季五輪のボイコットを検討していない」とし、「韓国の政府関係者の出席については何も決まっていない」と話したことを伝えた。

また相次ぐ他国の「五輪ボイコット宣言」が、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の推進する「終戦宣言」に支障を来したという見解については、「終戦宣言と北京冬季五輪に直接的な関係はない」とし、「米韓協議を主軸に宣言の文案や発表時期、出席者などの内容を調整中であり、北朝鮮がどのように応えるかが鍵」と答えたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「今回の行動で、文大統領が中国をどう思っているのかがはっきりと分かるはず」「米国の同盟国の多くがボイコットを宣言している状況なのに、参加するかどうかはともかく検討くらいはすべきでは?」「自ら中国の属国になろうとする文大統領」「文大統領が1人で行けばいい」など、煮え切らない文政権に対し批判の声が多く寄せられている。

そのほか、「この状況では当然ボイコットでしょ」「韓国は選手団もボイコットしよう」など、ボイコットを主張する声が上がる一方、「何もせず黙っていればいい」「米国に同調して中国を裏切ったら韓国は飢え死ぬよ。韓国は経済的に米国より中国への依存度の方がずっと高いのだから」など、ボイコットに慎重な意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)