「映画クレヨンしんちゃん」の30作品目となる「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」が、2022年4月22日より劇場公開されることが決まった。”嵐を呼ぶ5歳児”がギャグ満載の忍者アクションを見せる。
公開された特報映像は、雨の日にひろしとみさえのもとに、かわいらしい赤ちゃんが誕生するシーンから始まる。「しんのすけ」と名付けたひろしとみさえに衝撃が走る。「しんちゃんが、俺たちの子供…じゃない！？」という2人のセリフ。そのあとに映し出されるのは、ニンジャしんのすけ。屋敷に現れる謎の忍者軍団がしんのすけに襲い掛かるが、ニンジャしんのすけは「分身の術」ならぬ「分シリの術」で忍者軍団を惑わし、いつものおバカパワーを見せる。さらに火を噴くインテリゴリラと妊婦のくノ一のちよめ、こちらをのぞく謎の少年の姿も見られる。
両面ビジュアルも公開された。“忍者しんのすけ”がこちらに向けるのは手裏剣ならぬ大好物のチョコビ。後ろで光る月には、ひろしとみさえ、生まれたばかりのしんのすけの姿が切り取られている。そして、「野原しんのすけ」の誕生に重大な真実が隠されていることを予感させる、”はじまりは「しんのすけ」の生まれた日。”のコピーが添えられている。裏面は、月夜に忍ぶしんのすけ、そしてしんのすけを取り巻くくノ一・ちよめとゴリラの姿に加え、「オラは誰の子？ 忍者の子！？」と、しんのすけの出生の謎が示されたビジュアルとなっている。
監督は、「オラの引越し物語 サボテン大襲撃」「新婚旅行ハリケーン ～失われたひろし～」の橋本昌和。脚本は、「オラの引越し物語」「新婚旅行ハリケーン」とシリーズ前作「謎メキ！花の天カス学園」のうえのきみこと橋本監督が共同で手掛けた。長きにわたりシリーズを支えてきたスタッフが再集結している。
橋本監督は、「主人公しんのすけのおバカと、わがままと、頼もしさと、優しさと、弱さと……しんのすけのいろいろな魅力を描きながら、そのしんのすけに影響され変わってゆく人たちの物語です」とコメント。プロデューサーの近藤慶一は「満を持しての30作目は、しんのすけの「生まれた日」から展開するザ・しんのすけムービーとなっております！」と、作品への意気込みを語っている。
【作品情報】
映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝
2022年4月22日（金）全国東宝系公開
配給：Incline
©臼井儀人／双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ＡＤＫ2022
