気分アガる陶芸と刺繍 宇都宮・ギャラリー絆和 11日から木村きっこ展

ポップな色彩やデザインが魅力的な木村きっこさんの作品

 【宇都宮】ポップな色彩とデザインが人気の陶芸家木村(きむら)きっこさん(73)=神奈川県鎌倉市在住=の作品展「木村きっこ 陶と刺繍(ししゅう)」が、11日から松が峰2丁目のギャラリー絆和(はんな)で開かれる。19日まで。

 木村さんは1980年代以降、イラストレーターとして活躍し、雑誌や教科書の表紙、デパートのポップデザインなどを手掛けている。作陶には2004年から取り組んでおり、黄や青、オレンジなどの鮮やかな色と動物や花、ストライプ模様などを組み合わせたデザインが人気を集めている。

 展示では、新作を含むポットやマグカップ、小物入れなど陶芸と刺繍のブローチやネックレス、フェルト作品など200点が並ぶ。同ギャラリーのオーナー、トーマスあす子(こ)さん(44)は「ポジティブなデザインで遊び心もある。年末の忙しくなりがちな時季、見る人の気分を明るくしてくれます」と来場を呼び掛けている。

 午前11時~午後5時半。観覧無料。ウェブ個展も開催する。(問)同ギャラリー028.638.6123。

色彩豊かな木村さんの作品を並べるギャラリースタッフ

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