テレビ朝日系では2022年1月から、秋元康の企画・原作による連続ドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」（土曜午後11：00。放送日未定）がスタート。細田佳央太がドラマ初主演を務める。
ドラマは、話題作を生み出し続けているエンターテインメントの仕掛け人・秋元が、個性豊かなイケメン高校生たちが「全国選抜高等学校イケメン大会」という一つの大きな目標に向かって競い合いながら突き進む姿を描くオリジナルコメディー。笑って泣ける熱き群像劇を通して、趣味・趣向の多様性が広がる令和の時代における、真の“イケメン”とは何か？ “かっこよさ”とは何か？ その本質に迫る。
物語の舞台となる私立美南学園は、進学校でもなくスポーツ強豪校でもない、一見どこにでもある普通の高校。ただ一つ違うのは、生徒のイケメン率が異常に高いということだ。伝統的にイケメンが多く集うこの謎多き学園の目指すところはただ一つ、「全国選抜高等学校イケメン大会」、通称・選抜イケメン大会での全国制覇だった。かつてはその大会で上位の常連校という輝かしい時代もあったが、近年は負け続き。そんな中、ひょんなことから奇跡的に入学した平凡な高校生・池田龍馬（細田）が、イケメンばかりの環境に最初は戸惑いながらも自分を奮い立たせ、持ち前の人間性やほかの生徒には思いもよらないような独創的なアイデアで「選抜イケメン大会」の代表メンバーを目指して成長していく。
主人公の龍馬を演じる細田は、石井裕也監督の映画「町田くんの世界」（19年）では1000人を超える応募者の中から抜てきされて主演を務め、「第62回ブルーリボン賞 新人賞」など数々の賞にノミネートされたほか、「おおさかシネマフェスティバル2020 新人男優賞」や「第29回日本映画批評家大賞 新人男優賞」を受賞。今年は「ドラゴン桜」（TBS系）で一躍注目を集め、ほかにも「花束みたいな恋をした」「子供はわかってあげない」（ともに21年）などの映画や、「恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～」（日本テレビ系）などのドラマに出演するなど、作品ごとに全く違う印象の役を演じ、その高い演技力が評価されている。
そして、龍馬の同級生となるイケメンキャラクターには、ブレーク必至の若手俳優が大集結。大企業の一人息子で御曹司にして学園で圧倒的イケメン・柳一星には宮世琉弥、学内一の情報通で主人公の相棒となる若林拓実には藤原大祐、剣道一筋で誰に対しても礼儀正しい神宮源二郎には水沢林太郎、ナルシストおバカイケメン・一ノ瀬塁には内藤秀一郎、地方から越境して美南学園に入学してきた熱きイケメン・宇治原修には藤枝喜輝が、それぞれ扮（ふん）する。
細田は「タイトルを聞いて、まずはビックリしましたね。『どういうことだろ!?』とか、『自分はイケメンなのか、イケメンじゃないのか』などいろいろ想像しながら、ワクワクしました。僕はイケメンじゃないだろうなって思ってました（笑）」とオファーを受けた時の心境を明かし、「僕が演じる龍馬はそもそも格好つけられないというのもありますけど、その性格から自信がなかったり、技量的な面でも余裕がなかったりします。そういう意味では僕にも通じるところがあって、すごく親しみやすさを感じましたね。ただ、この作品のテーマでもある“イケメン”とは一体何を意味するものかは、僕自身もまだ分かっていないので、この作品を通してその答えが見つかったらいいなと楽しみにしています」と期待を込める。
さらに、宮世は「この役に選んでいただいた時はプレッシャーがすごかったですが、学校で周りにたくさんイケメンがいる中で、柳はその頂点に君臨する絶対的エースな存在なので、いただいたからにはこの役に負けないように、楽しみながら必ずトップに立ち続けてみせます。22年1月からイケメンだらけの熱いドラマが始まります！ よろしくお願いします！」と意気込む。
藤原は「オファーをいただいた時は、ついに“イケメン”役がきたか！とうれしかったです。僕自身は外見よりも中身で勝負したいと思っているので、内面で若林というキャラクターを魅力的に演じられればなと思っています。今作はなんといっても、イケメンを前面に出している作品なので、まずはそこを楽しみにしていただければうれしいです。スタッフさんや、視聴者の方とも一緒にエンターテインメントを作って、楽しい作品にしていきたいです！」と気合十分。
水沢は「これまで、こういった作品に携わったことがあまりなかったので、選んでいただいたことにびっくりしました。同世代の方たちと共演できるのは、お芝居以外でもすごく刺激になり、楽しみの一つです。お互いに切磋琢磨（せっさたくま）して、結果、いろんな人の目に留まるドラマになるようにできたらいいなと思ってます。僕が演じるのは剣道ができる純和風の男の子なので、そういった面もしっかり見せられるように、そして、楽しい作品をお届けできるように頑張ります！」と役どころに触れた。
内藤は「今回15歳の役を演じると聞き、驚きました。僕は今25歳なので共演者も10代とか20歳くらいの子たちで、浮かないかも心配でしたし、最初は不安に。でも、みんなキラキラしていますし、独特の雰囲気を持っていたり、セクシーだったり、かわいかったり、いろんなタイプのイケメンがいるので、一緒にお芝居するのが楽しみですね。早くみんなと話したいなと思い、クランクインが待ち遠しいです」と声を弾ませる。
藤枝は「この作品は、イケメンがテーマになっていますが、僕の中では『イケメンって何だろう？』と定義が曖昧なところがあるんです。この作品を通して、格好よさとは何かを学んでいって、僕も立派なイケメンになれたらいいなと思っています。見ていただく方たちも一緒に学んで、それぞれの価値観を見つけてもらえたらうれしいです」とコメント。
そして、企画・原作の秋元は「昔、僕が学生の頃、あるところに、『イケメンばっかり』とうわさの高校がありました。確かにその高校の制服に身を包んだ男子生徒は、いわゆる『カッコイイ』と女子に騒がれそうな人たちでした。ところが、通学バスや、通学電車で何度もその制服を見かけるうちに、『それほどでもないか』と思えてきたのです。周りのみんなの目が慣れてしまったのでしょうね」と振り返り、「僕が放送作家になってから、いろいろなタイプのカッコイイ芸能人と仕事をするうちに気付いたことがあります。イケメンには、生まれ持ったイケメンと、後から手に入れたイケメンがいるんだと。つまり、何をもて“イケメン”か？ それが、このドラマの企画のポイントです。鏡や写真で、誰にも一番カッコよく見える角度があるように、実は、みんな、どこかからか見れば、イケメンなんです。イケメンもイケメンじゃない人も、イケメン好きも、イケメン好きじゃない人も、楽しめる『もしも、イケメンだけの高校があったら』をお楽しみください」と企画意図を明かし、アピールしている。
総勢30人を超えるイケメンが出演する本作では、放送中、どこを切り取っても360°イケメンだらけ。そんなキャラクターたちをじっくり堪能できる「イケメン大図鑑」企画が公式Instagram（https://www.instagram.com/moshiike_ex/）でスタート。最初は、今回発表された細田をはじめ、宮世、藤原、水沢、内藤、藤枝の6人が登場し、それぞれのキャラクターイメージに合わせたイケメンビジュアルを披露する。
今後も続々とキャストが明かされていき、多彩なイケメンキャラクターの中から“推し”が見つかること必至。「#もしイケ」でお気に入りのイケメンを応援しながら、より一層ドラマの世界に浸って楽しめる。公式InstagramやTwitter（https://twitter.com/moshiike_ex）では、それぞれスペシャルコンテンツを展開する。
