竹財輝之助が「部長と社畜の恋はもどかしい」“必ず定時で上がる”部長に

竹財輝之助が、テレビ東京系で2022年1月5日にスタートする、ドラマParavi「部長と社畜の恋はもどかしい」(水曜深夜0:30)で、主人公・丸山真由美(中村ゆりか)が恋をする、必ず定時で上がる部長役で出演。そのほかに、小野莉奈、永田崇人、佐野岳、丸山智己が共演することも分かった。

ドラマは、志茂氏の同名漫画が原作のオフィスラブコメディー。三度の飯よりも仕事が大好きな“社畜OL”の主人公で、まるちゃんこと真由美が、ある日の会社の飲み会後、酔った勢いで「定時に上がる」ことをモットーとして働く総務部の部長・堤司治(竹財)と一線を超えてしまったことから恋がスタート。仕事のやり方も考え方も全く違う2人の、もどかしすぎる恋模様が描かれていく。

竹財はオファーを受け、「部長と社畜? ラブコメだと!?と、一瞬不安になりましたが、原作とプロットを拝見しましてなんて楽しそうな、僕としてはチャレンジングなやりがいのある役だなーと思い、お引き受けしました」と明かし、自身の役どころについては「難しい人ですね。言葉足らずのポーカーフェイス。裏に隠れた感情をどう表現するか悩ましいです」と言う。続けて、「一見すると仏頂面の何を考えてるか分かりづらい堤司部長ですが、なかなかかわいい人なので、監督と相談して表情だったり表現だったりを探りながら、堤司部長の人生を楽しみたいと思います!」と意気込みを語っている。

そして、小野が演じるのは、まるちゃんの後輩で、推しのために働くアイドルオタクの三森さとみ。小野は「私は誰かを推すという経験はないのですが」としつつも、「誰かのために努力をする気持ちは分かる気がします。私の場合、誰かのために頑張る時、ものすごいパワーを発揮することがあって、その原動力の大きさに自分でも驚きます」と語り、「私自身は三森とは真逆のタイプですが、世間ではオタクと呼ばれる人がキラキラして見えてうらやましくも思っていました。今回このような役をいただけてとてもうれしいです。思いっきり楽しんで演じたいと思います!」と力を込めた。

永田は、堤司の部下で、堅物な堤司にも物怖じせずに話す草野優一役を務める。「台本を読んで、主人公2人のすれ違いが、なんと人間的で、なんといとおしいのだろう!!と思いました。読みながらそんな2人がおかしくて、とても楽しかったです」と早くも本作の“ムズキュン”に魅了された様子の永田は、続けて、「このドラマは視聴者の皆さまの周りでも起こっているような、身近なお話だったりするので、まるで自分のことのように感じることもできるし、はたまた、面白おかしくも見られるドラマだと思います。このドラマを見て、たくさんの人が癒やされたらいいなと思います」と作品の魅力もアピール。

まるちゃんと同期で、「まるこ」「ハイジ」とお互いに呼び合うほど仲がいい営業部のエース・拝島高志に扮(ふん)する佐野は、「ハイジはこの作品の中で、まること堤司部長の2人のことを本人たちより理解しているキャラクターなのではないかという印象を受けました。さまざまなシーンで2人を見つめるハイジの『目』から物語を察することが多かったです」と、自身の役柄について解説する。

「コンプライアンス遵守!」が口癖でハードワーカーなまるちゃんを見張る、労務管理責任者の諌山基を演じる丸山は、「諌山はルールや秩序を遵守するタイプの人間であまり感情を表に出さないタイプの人かなと思いつつ、どこかにおかしみのようなものも持ち合わせている人なのかなと思います。自分自身とはタイプは違いますが共感できるところは多々あります。現場のキュンキュンした空気をひそかに吸い込みつつ、少し空気が変わる存在としての諫山を、存分に楽しみたいと思います」とコメントしている。

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