「MUSIC BLOOD」AlexandrosのBLOOD SONG、WINOの楽曲『LOADED』と新曲『閃光』を披露

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毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲストは[Alexandros]さんでした!

MCの千葉さんと ヴォーカルの川上さんが仲良しということもあり、終始笑いの絶えない温かな雰囲気の中、UK &USロックの違いについての解説やデビューに至るまでの話など、幅広く語っていただきました。ライヴではBLOOD SONGである『LOADED』と新曲『閃光』を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートします!

今回のゲストは[Alexandros]。川上洋平(ボーカル・ギター)、磯部寛之(ベース・コーラス)、白井眞輝(ギター)、リアド偉武(ドラムス)の4人からなるロックバンド。2015年にリリースされた「ワタリドリ」はストリーミング累計再生3億回を突破。英語と日本語のハイブリッド歌詞から生まれる独創的な世界観は、若者を中心に絶大な支持を獲得しているのだ。

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「今回のゲストは雄大の大好きなバンドということですが」と、田中さんが触れます。千葉さんは「洋平さんとご飯に行ったり、あとライヴも見たことがありますが、本当に楽しいんです!」。なぜか不安そうに「今日俺も仲良くなれるかな?」と言う田中さんに対し、「大丈夫! 圭さんは誰とでも仲良くなれるから!」と元気づける千葉さん。小芝居じみたやりとりの後、「はい、台本通りでした!」と田中さんがタネあかし。今回も通常運転です(笑)。

お互いにあいさつを済ませると、千葉さんと川上さんの衣装の話に。「実はオープニングトークを袖から見ている時に、千葉さんの靴が僕の今日履いてきた私物の靴と同じだったので、急いで履き替えてきました(笑)!」と、お揃いで登場してくれました。「ライヴが大好きなバンドなので、先ほどライブが楽しいっておっしゃってくれて、すごく嬉しかったです」と、川上さんが続けます。

そしてグループのMUSIC BLOODの話になり、数々のUKロックのバンドに影響を受けてきた中の一組にあがったOasisについて川上さんが語ります。

「最初は兄の影響からUSロックを聴いていて、それはそれでかっこいいのですが、自分とはまたちょっと違う世界観かなって。Oasisを初めて聴いた時、良い意味で曲調に抑揚がなくてかっこいいなと思ったんです。服装もジャージとか着ていて、明日からでも真似できそうだったし、何よりかっこつけない感じが逆にいいなっていう」

それを受けて田中さんが「USロックとUKロックの違いってどんなところですか?」と訊いたことから、話題はUSロックとUKロックの違いについてに移行。川上さんが説明をします。「個人的な意見ですがUSの方が明るく爽快、どこか洒落ている雰囲気であるのに対し、UKはちょっと暗めと言いますか、ポップだけど歌詞が知的で皮肉っぽい感じです。僕はOasisの中でも特に「Wonderwall」という曲に衝撃を受けました。あまりにかっこよかったので、曲を聞いた瞬間に、当時カセットテープ屋さんへ買いに行きました」

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磯部さんもOasisとの出会いを語ります。「あまりバンドの曲を聴いてこなかったのですが、洋平と大学で出会って、Oasisのライヴビデオを見せてもらって、あまりのカッコ良さにやられました。特に演奏している姿がカッコよかったです」

白井さんはUSロックの方に惹かれたそうで、「中学生の頃からレッチリやメタリカが好きでよく聴いていました。UKロックはコピーバンドの時によく演奏をしていましたが、正直モノ足りなかったです(笑)」と振り返ります。

そんな中、リアドさんは両方とも大好きだと語ります。「UKの楽曲には”わびさび”があって、ずっと聴いていたくなります。それが魅力なのかな」それを受けて川上さんが「曲に抑揚がないから、心にゆっくりと浸透するのかな。どの曲もすごく難しいわけではないですし、全体的にクールな印象と言いますか、サビでもあまり声をはらないのが新鮮で」と語ります。

そんな川上さんが、邦楽でハマったバンドがWINO。過去の映像を見たあと、その魅力を語ります。「当時の日本は、洋楽と邦楽の間にまだ垣根がありました。フジロックが’97年から始まって、そこから徐々にその壁がなくなっていったように思います。そんな時に出会ったのがWINOでした。彼らは当時、楽曲にUKロックを取り入れていたのです。おそらく、UKロックを日本語で取り入れた最初のバンドだと思います。ヴィジュアル系バンド全盛期だった当時、UKロックをやっていた勇気は本当にすごい。WINOがいたからこそ、今の僕らがいると言っても過言ではありません」

磯部さんも「WINOのことは、洋平から聞いて当時初めて知りました。曲を聴いたらめちゃくちゃカッコよくてびっくりしました」。リアドさんも「このバンドに加入してから知りました」。

「あと英語で歌えるのにあえて使わず、ほぼ日本語で英語風に歌っているのもWINOならのではの魅力です。UKロックの雰囲気がすごく出ているんです。音作りにはすごくこだわっていました」と、川上さんも続きます。

今回、そんな[Alexandros]の皆さんがライヴで披露してくれるのは、WINOの「LOADED」。

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川上さんは「UKっぽさに注目して欲しいです」と語りつつ、千葉さんに対し「“洋楽をかけるラジオDJ風”に曲フリをお願いします」と、難易度高めのリクエスト。すると千葉さんはやや低めの声&巻き舌を駆使し、「Welcome to music blood tonight [Alexandros] “Loaded” check it out!」とシャウト(笑)! 爆笑をかっさらっていったのでした(笑)。

勢いをそのままに、ここからは田中さんに替わり、千葉さんがハイテンションのまま進行をすることに。まずは新たに加入したドラムのリアドさんに、心境をうかがいます。「プレッシャーもありましたが、お前はお前の色でやればいいってメンバーのみんなから言ってもらって、気持ちがすごく楽になりましたし、何より嬉しかったです」。そんなリアドさんを、川上さんは「上手いだけでなく、力強くて、とにかく一つ一つが気持ちいいんです。その力強さでもって、繊細な楽曲にチャレンジしてみたいです」。

この日1曲目にライヴで披露するのは新曲『閃光』。曲について、川上さんが胸中を語ります。『映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌なのですが、コロナ禍の影響で全てが延期になってしまいました。自粛期間中は悶々とした気持ちになりましたが、その鬱憤を晴らすような楽曲に仕上がっています。またこの曲はリアドが初めて参加した楽曲でもあるので、自分の中では特別な思いがあります。ぜひ聴いていただきたいです」

スタンドインすると、メンバー同士で段取りの確認をしつつ、おのおので音響チェックをするなど準備に余念がありません。新曲『閃光』では青、赤、白、黄、まばゆい光のシャワーに包まれながら、エネルギッシュなパフォーマンスを披露。UNCUTでは画面を通じて、メンバーそれぞれの熱量が伝わるはず。画面を通じたコール&レスポンスもあり、ライヴ感覚で楽しめること間違いなしです。今回は[Alexandros]からのサプライズということで千葉さんが好きだという「Starrrrrrr」を『閃光』につなげて演奏、特別にライブを鑑賞していた千葉さんは「すごく贅沢な時間を過ごさせていただきました。めっちゃ感動して泣いちゃいました(笑)」。千葉さんも感動して泣いちゃうほど心揺さぶられるライヴは、ぜひsmash.でご覧ください!

【smash.で[Alexandros]のここでしか見られない特別パフォーマンス映像を配信中】

◆「UNCUT」視聴ページ:https://sharesmash.page.link/GQ1z

★番組名:『smash. presents MUSIC BLOOD』

★放送時間:第37回放送 2021年12日10日(金)23:00〜23:30

毎週金曜 23:00~23:30 放送 <日本テレビ系全国ネット>

※smash.では、放送直後の23:30よりUNCUT映像を独占配信

「UNCUT」視聴URL:https://sharesmash.page.link/GQ1z

★出演者:【MC】 田中圭 千葉雄大

【出演アーティスト】 [Alexandros]

★番組公式Twitter :@MUSICBL00D

★番組公式Instagram:@musicbl00d

★番組公式TikTok:@musicblood4

★番組公式ホームページ  https://www.ntv.co.jp/musicblood/

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