『ガメラ 大怪獣空中決戦』【クラウドファンディング】 ガメラ永久保存化プロジェクト!

ガメラ55周年+プロジェクトとして、【『ガメラ 大怪獣空中決戦』ガメラ永久保存化プロジェクト】と題したクラウドファンディングが、うぶごえにて実施されることが決定。 『ガメラ 大怪獣空中決戦』(※以降G1)のスマッシュヒットを受けて、すぐさま続編となる『ガメラ2レギオン襲来』(※以降G2)の製作が決定。翌年の公開に向けて急ピッチで準備が進められたが、敵怪獣・レギオンの造型に莫大な費用がかかることに加え、新たにガメラの着ぐるみを制作する時間もなく、G2では、G1の着ぐるみを流用する方針がとられ、結果的にG1の着ぐるみは現存していない。 クラウドファンディングの実施にあたり、当時の姿で遺すために、平成ガメラ三部作の造型を手掛けた原口智生率いるガメラ造型部を招集。1,200万円のファンディングを募り、将来にわたってガメラを遺すことができるように蘇らせる。 ファンディングのお返しには、撮影で使用されたプロップを原型に、公開当時、数量限定で発売された「飛びガメラ1尺サイズ」の蓄光版をクラウドファンディング限定で復刻。他にも体験型のお返しとして、ガメラの聖地・角川大映スタジオで、平成ガメラ三部作の特殊美術を手掛けた三池敏夫が建て込んだミニチュアを背景に、同じく平成ガメラ三部作の特撮の照明を担当した林方谷のライティングで蘇ったガメラの撮影会に参加する権利など魅力的なお返しが多数用意されている。

2020年11月27日の『大怪獣ガメラ』公開55年、そしてG1公開25年を記念してはじまったガメラ55周年プロジェクト。20年11月27日の丸の内ピカデリーDolby Cinema™での上映を皮切りに、「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」とのコラボ、ガシャポンHGガメラ壱、昭和ガメラLINEスタンプ、バンダイのムービーモンスターシリーズからギャオス(1995)やレギオン、イリスがリリースされるなど、1年を通じて各種展開を実施。特にDolby Cinema™での上映は、全国7館での上映にも関わらず、週末ミニシアターランキングで、第1作が2位、第2作が1位、第3作が1位にランクイン。並み居る新作をおさえて二冠を達成し、ガメラ人気の高さが証明された。55周年プロジェクトは21年11月26日をもって終了を迎えたものの、現在も4KSDRが全国順次公開されており、来春には大好評を博したHGシリーズの第2弾「HGガメラ弐」のリリースが控えるなどその余波がおさまらず、「ガメラ55周年+プロジェクト」として続行している。 近年、関係者らの働きかけにより「特撮」を文化としてとらえ、次世代に継承していく運動が広がりつつある。その結実の一例が、2012年に東京都現代美術館で開催された「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」であり、2017年には、庵野秀明を理事長として、アニメや特撮映像の創造の過程で生み出された中間制作物を後世に遺すために特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(略称:ATAC)が設立された。現在、国立新美術館で絶賛開催中の「庵野秀明展」でも、数多くの着ぐるみやプロップなどが展示中。ガメラもATACの理念に則り、「遺し」そして「未来の新たな創造」につなげていくために、本プロジェクトを始動。 『ガメラ大怪獣空中決戦』永久保存化プロジェクト始動にあたり、平成ガメラ三部作のプロデューサー、土川勉よりコメントが到着。

土川勉(プロデューサー)コメント

「しかし四半世紀以上前に作った映画が、ドルビーシネマ化されて劇場に多くのお客さんにおいで頂き、またガメラそのものを復活させて、永久に残していこうといった動きが起こるとは当時想像できませんでした。いずれにせよ、作った映画が長く愛されるのはプロデューサー冥利につきます。で、KADOKAWAさんはいつ新作を作るの?」

クラウドファンディング詳細

目標金額:12,000,000円 募集期間:2021年12月14日20時〜2022年2月10日23:59:59 ※募集ページは、12月10日(金)PM8:00に先行公開されます(②)。 ①募集開始(12/14/20:00〜)後の本番URL(購入可能)※募集開始までは404表示 ②募集開始(12/14/20:00〜)までの先行公開URL(購入不可、閲覧のみ可能)

© 有限会社ルーフトップ