違法残業疑い 男性社長ら4人書類送検 宮崎労基署

 最長で100時間超の長時間労働をさせた上、国に虚偽の労働時間を説明するなどしたとして、宮崎労働基準監督署は10日、労働基準法違反(時間外、休日労働の上限規制)の疑いで、宮崎市の「九州建設サポート」と男性社長(51)ら4人を宮崎地検に書類送検した。2019年4月施行の改正労働基準法で労働時間が「月100時間未満」などとされて以降、宮崎労働局管内の長時間労働の疑いによる書類送検は初めて。

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