【レビュー】スノーピーク「ヘキサイーズ1」はソロキャンプの理想が詰まったソロテント!

キャンプブームでソロキャンプに憧れる方も多いのではないでしょうか。スノーピークの「ヘキサイーズ1」はまさにソロキャンプの理想が詰まったテントになっており、一人でゆっくり自分だけの時間を楽しむ事に特化したテントです。「ヘキサイーズ1」を愛用する筆者が、その魅力を徹底解説します!

スノーピークのソロキャンプ用テント「ヘキサイーズ1」があればタープ不要!?

筆者撮影

スノーピークの「ヘキサイーズ1」は、一人の時間を贅沢に過ごす、ソロキャンパーのための快適ソロテント

タープ形状のフライシートにインナーテントを吊り下げる方式になっており、タープ不要で他にはないオンリーワンソロテントです。

また、キッチン・リビングとして必要十分な前室スペースを確保。

長さの違う2本のポールを前後に配置することにより、天井の高い、ロースタイルにぴったりの前室空間を作り出す事が出来ます。

そして、ロースタイルだからこそ多様な天候に対応可能で、コンパクトな収納サイズはコンパクトカー、オープンカー、バイクへの積載も問題ありません。

タープは単体でも使用可能ですので、ひとりの時間のソロキャンプの楽しみの幅をより大きく広げてくれます。

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そして、雨でも生活空間を確保でき、フライシートはシールド加工(遮光ピグメントPU)された210Dの生地を使用。

変形六角形のタープになっているので、風向きを計算すれば強風時でも使用可能です。

スノーピーク「ヘキサイーズ1」の仕様

  • 重量:5.2kg
  • 収納サイズ:キャリーバッグサイズ:62×19×23(h)cm
  • セット内容:フライシート自在付ロープ付(1m×2、0.4m×2)、インナーテント、アルミポール(210cm×1、120cm×1)、自在付ロープ(二又用9m×1、二又用5m×1、2.5m×5)、ジュラルミンペグ(21cm×12)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
  • 材質:フライシート/210Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、ドアパネル/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、アルミポール/A6061(φ22mm)
  • 対応人数:1名

スノーピークのソロキャンプ用テント「ヘキサイーズ1」の魅力を徹底レビュー

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スノーピーク「ヘキサイーズ1」を使ってみて感じた7つの魅力をご紹介します。

魅力1:ソロキャンプには心地良い快適空間!

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ヘキサイーズ1はフライシート下の両サイドにキャンプギアを置くことで、中心に配置したチェアに座りながら手を伸ばせば、簡単に欲しい物が取ることができるソロには最適なサイズになっています。

また、キャンプギアをフライシート下に置こうと必然的に考えるため、必要最低限の荷物を厳選する事で、より質の高いソロキャンプを満喫できます。

魅力2:設営&撤収時間の短縮で遊べる時間が増える!

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ヘキサイーズ1はフライシートがタープ形状になっており、そこにインナーテントを吊り下げるだけなので、テントを張るというよりはタープを張る感覚に近いです。

そのため、フライシートを張ってしまえば、後はインナーテントを前後に引っ掛けるだけなので設営&撤収時間も短く済みます。

キャンプアクティビティをアクティブに遊びたいソロキャンパーにはオススメです。

魅力3:変形六角形で風雨に強い!

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キャンプの際に苦労するのは風ですが、ヘキサイーズ1のフライシートは変形六角形になっており、一般的なタープと違い後方面が閉じています。

そのため風下側に開放部を作れば、見晴らしの良い展望サイトの強風や雨でも、インナーテントも壁になり風雨を軽減できてソロキャンプを楽しめます。

魅力4:雨でもテント内で焚き火可能!

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5m近くも長く張り出したフライシートのトップ高さは2m以上あるので、風向きを考えれば雨でもテント内で焚き火が楽しめます。

フライシートは火に強いTC素材ではなくポリエステル素材なので、ソロ用の小型な焚き火台を使用したうえで、乾燥した薪を使い火の粉を飛ばさず炎をコントロールするスキルがあれば安全です。

魅力5:ランタンの吊り下げ箇所が豊富!

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インナーテントの接続ベルトにはLEDランタン用を吊るすループが設けられており、前室の吊り下げ用ループを使えばサイト内を明るく照らす事が簡単です。

また、インナーテントを引っ掛けるナスカンを止めるリングにもランタンを吊るすことが可能◎

ランタンハンガーがなくとも十分の照度は確保できるので、利用者が誰もいない完全ソロキャンプでも安心できます。

魅力6:タープ単体として利用可能!

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ヘキサイーズ1のフライシートはタープとしても利用可能!

撤収時は結露で濡れるグランドシートやインナーテントを干しながら、タープ単体としてソロキャンプを楽しむ事もできます。

また、天候が悪く地面が濡れている場合や、手軽にキャンプを楽しみたい方は、ハンキングチェーンやロープを使ってモスキートネットを吊ってコット泊も出来ます。

魅力7:スタイリッシュで斬新なテントデザイン!

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スノーピークヘキサイーズ1の一番の魅力は、シンプルで美しいスタイリッシュフォルムで、カッコよさに惚れて購入するキャンパーも多いです。

特にスポーツカーやバイクでキャンプをされる方には雰囲気の合うデザインになっており、車もキャンプギアのひとつと考えられるキャンパーにはオススメです。

スノーピーク「ヘキサイーズ1」がオススメな人

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ソロキャンプには使い勝手が良くデザイン性が良いスノーピーク「ヘキサイーズ1」は、こんな人にオススメです。

ソロキャンプでタープを張りたい人

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夏の日差し、急な雨からキャンプギアを守るにはタープは必要なアイテム。

フライシートをタープ代わりに出来るヘキサイーズ1は、これ一つでタープとテント両方の役割を果たしてくれます!

また、天気が良く雨が降らないのに外に置いていたチェアやキャンプギアが濡れていて嫌な思いをされた経験はありませんか?

原因は地表面の放射冷却現象なので、広いフライシート下にキャンプギアを入れておけば、そうした問題も解決できるのでオススメです。

天候を気にせずソロキャンプを楽しむ人

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最近はキャンプで焚き火をする人が増えましたが、難燃性のTC素材のテントがブームになっていますが、問題なのは雨の日のです。

TC素材やコットン素材は、ポリエステル素材に比べて火には強いですが、雨が降る予報のキャンププで10時チャックアウトの場合は乾かす時間もなく、キャンセルする人も多いのではないでしょうか?

その点ヘキサイーズ1は、耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工されており、雨が降った後での速乾性が高く撤収時の片付けは早く済みます。

降雨時にもテント内で焚き火が出来るので天候を気にせずソロキャンプを楽しみたい方にはオススメです。

スノーピーク「ヘキサイーズ1」をオススメしない方

万能にみえるスノーピーク「ヘキサイーズ1」ですが、こんな人にはオススメできません。

冬キャンプも万全で楽しみたい人

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スノーピーク「ヘキサイーズ1」の特徴のひとつなのが開放的なソロキャンプを楽しめる事です。

そのため、テントというよりもフライシートのタープ下で景色や季節の移り変わりを堪能しながら開放的にソロキャンプを楽しめるように設計されているので、冬場のキャンプでは寒さが気になり、あまりオススメできません。

ただ、キャンプ地の気温を事前にチェックしたり、衣類で防寒対策をしたり、焚き火で暖を取るのであれば問題はありません。

ロースタイルキャンプが苦手な人

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自然をより楽しめるよう、最近のキャンプはより地面が近づけるロースタイルキャンプが流行っており、ヘキサイーズ1もロースタイル設計になっています。

そのため、チェアなどはローチェアが推奨されていますが、チェアの立ち座りは腰痛持ちの人には辛く、高身長の人は圧迫感を感じるので、ロースタイルキャンプが苦手の人にはオススメ出来ません。

ただ、そういう場合はリクライニングチェアなどを活用できれば、ロースタイルキャンプのデメリットも解消できますよ。

スノーピークのソロキャンプ用テント「ヘキサイーズ1」の評判・口コミ

SNSでもスノーピーク「ヘキサイーズ1」の評判は上々で色んな方が思い思いに使用されていますね。

やはりスタイリッシュな形がカッコいいですよね!

スノーピーク「ヘキサイーズ1」はソロキャンプや初心者にもオススメなテント!

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スノーピーク「ヘキサイーズ1」は他のテントにはない魅力が多く、これからキャンプを始める方でも設営時間が短くオススメです。

また、今まではファミリーキャンプがメインだったが、子供の成長もあってソロキャンプに移行するベテランキャンパーには、手を伸ばせば手の届く範囲にキャンプギアがある幸せを感じれます。

また、冬場は寒いですが、防寒対策をすれば空気が澄んで遠くの景色が良く見える冬場でもソロキャンプが楽しめますので、スノーピーク「ヘキサイーズ1」でソロキャンプデビューしてみてはいかがでしょうか。

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