高校の授業が変わる!EXIT・兼近大樹「学んだ知識のズレで若者を否定するジジイになりたくない」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より生放送している。

■高校の授業が変わる!来春から近現代史を中心に学ぶ「歴史総合」が新設

2021年12月9日(木)夜9時からの放送では、来年度入学の高校生から、「公共」「情報」「歴史総合」が新しく必修科目になることを報じた。番組では、日本史と世界史を融合させた「歴史総合」に注目し、これまでは駆け足だった近現代史について、学ぶことについて考えた。

お笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「僕らの時代はベルリンの壁については『これは各々で見とけよ』という感じだった。それが逆になって、ベルリンの壁など近現代史が主になって、縄文土器は『各々で見とけよ』となるんですよね?この番組でも、外交問題を取り上げる度に、『近現代の歴史を勉強した方が良いんじゃないか』って話をしていた」と、カリキュラムの変化に賛成する考えを示した。相方の兼近大樹は「必要な情報は毎年、なんなら毎日変わっているので、教育内容はどんどん変えて良いんじゃないかなと思う。でも、毎年変わるとなると、先生たちがすごく大変になる。すでに大変なのに、さらに負荷がかかってしまうのではないか。だから、給料をぶち上げてほしい」とコメントした。

お笑い芸人のパックンは「僕は大賛成。第二次世界大戦や朝鮮戦争とかの流れを分かってないと、今の国際問題は理解できない。1000年も前の歴史から勉強していたら、ここ100年のウエイトが低くなる。一番大事なところが欠けていると感じていたので、僕は大きな変革だと思う。ブラボーです」と話した。

また、兼近は「お笑いも変わるなって思った」と切り出し、「10年後、若い子たちは『聖徳太子か!』ってツッコミの意味が分からないかもしれない。全員が知っていることをやるのが“お笑い”なはずだから、みんなに伝わる部分と伝わらない部分、あるあるな部分をまたすり合わせないといけない」と語ると、パックンは「10年後、EXITさんはお笑いの審査員側に座っているから、心配しなくても大丈夫ですよ」とツッコミ、笑いを誘った。さらに、兼近は「土偶を学んでいない世代に、俺らの世代が『これだから若い者は。土偶も知らないんだな』と、学んだ知識のズレで若者を否定するジジイにはなりたくないなって思う」と議論を締め括った。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

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