「恋です!」ついに感動のクランクアップ!杉咲花、杉野遥亮ら出演者が思いを語る!

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勝ち気だけど恋に臆病な盲学校生ユキコ(杉咲花)と、喧嘩早いけど根はまっすぐなヤンキー森生(杉野遥亮)、運命の出会いをした2人の恋の行方を描く水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」。このたび、全収録がついにクランクアップを迎えた。

主人公・ユキコを演じた杉咲と、父・誠二役の岸谷五朗、姉・イズミ役の奈緒は同時にクランクアップ。最後は赤座家でタブレットに入れた写真を家族で見るシーン。スタッフからの「オールアップです!」の声と拍手とともにスタジオに主題歌「こたえあわせ」が流れる中、3人に花束が贈られた。

奈緒は感動の涙を流しながら「『恋です!』にすごく支えられていた3か月でした」とコメント。岸谷も目を潤ませながら「作品を見てくださった方が、心がほっこりして辛いことを忘れて幸せになれる、まさに今の時期に必要だった作品だと思います」と思いを語った。

そして主演の杉咲は「本当にありがとうございました」と声を振り絞るも、思いが溢れ号泣。それでも奈緒に背をさすられ、岸谷が「ゆっくり落ち着いてからでいいからね」と優しく声をかけると笑顔を見せ、「撮影中、自分の想像以上に心が動くことのできた瞬間が何度もあって、そして、ドラマを楽しみにしてくださる方々が本当にたくさんいて。こんなにも奇跡のようなことが起きたのは、間違いなく、どんな日も現場を明るい場所にしてくださったスタッフの皆さんのおかげだと思っています」と感謝の思いを述べた。

また、獅子王を演じた鈴木伸之は、この日の朝、イズミ(奈緒)とともにジョギングをするシーンでクランクアップ。鈴木は「この作品は一視聴者としても大好きになりましたし、獅子王という役も、皆さんに愛していただけるキャラクターになったんじゃないかと思っています」と充実の表情で語った。

そして、森生を演じた杉野のクランクアップはその前日行われた。最終シーンは体調を崩した獅子王(鈴木伸之)のマンションを訪ねる場面。最終シーンを撮り終え、「杉野遥亮さんオールアップです!」の声がかかると一同から歓声と大きな拍手が。思わず涙を流す杉野に、監督から花束が贈られた。

杉野は撮影を振り返り、「本当にめちゃくちゃ好きな現場でした。初めてこんなに大きな役をいただけて、挑戦したいと、勝手に皆さんの胸を借りさせていただきました」と思いを語った。

水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」最終回は、12月15日(水)よる10時 放送!

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<杉咲花 コメント>

ありがとうございました。

私にとっては今までに感じたことのない種類の緊張感があって、そんな新しい環境でお芝居をするということの難しさに直面した日々でもありましたので、無事にやり遂げられるだろうかというプレッシャーがありました。ですが撮影中、自分の想像以上に心が動くことのできた瞬間が何度もあって、そして、ドラマを楽しみにしてくださる方々が本当にたくさんいて。こんなにも奇跡のようなことが起きたのは、間違いなく、どんな日も現場を明るい場所にしてくださったスタッフの皆さんのおかげだと思っています。

9話のラストシーンを撮影した時、私はすごく緊張していたのですが、美しい夕陽の差す時間帯で、私の目線の先で、みなさんが光の中に立っていて。あそこに歩いていくだけで大丈夫だって思いました。みんなが眩しくて、これまでの撮影の日々みたいだと思って。そんな皆さんに、私はずっと照らしていただいていたんだなと思いました。本当に、感謝でいっぱいです。大好きな皆さんと会えなくなるのはすごく寂しいですが、一緒に乗り越えられた今日までの日々を心から幸せに思います。

そして、またご一緒できるようにこれからも精進します。

本当にありがとうございました!

<杉野遥亮 コメント>

本当にめちゃくちゃ好きな現場でした。最初から全力で楽しみたい、良いものを作りたいと思って臨んできました。

自分が人間的に未熟だったり力不足のせいで、皆さんにすごく迷惑をかけたこともあったと思います。でも今回、初めてこんなに大きな役をいただけて、挑戦したいと、勝手に皆さんの胸を借りさせていただきました。

改めて、今回、森生を演じきることができたのは皆さんのおかげだと感じています。最後まで一緒に完走していただけて、感謝の思いでいっぱいです。

本当にありがとうございました!

<奈緒 コメント>

お疲れ様でした。自分の不甲斐ないところばかり目についた毎日でしたが、花ちゃんをはじめキャストの皆さんとのお芝居が楽しいのと、現場にくるとスタッフの皆さんが優しくて、出来上がった作品をみると良い作品ができていて……。「恋です!」にすごく支えられていた3か月でした。

最後に大好きな赤座家でクランクアップできて本当に幸せです。ありがとうございました!

<鈴木伸之 コメント>

本当にお世話になりました。この作品は一視聴者としても大好きになりましたし、獅子王という役も、皆さんに愛していただけるキャラクターになったんじゃないかと思っています。

杉咲さん始め、杉野くん、奈緒さんほか愛のある出演者の皆さん、優しいスタッフの皆さんに囲まれて、この3か月間、本当に思い出深い作品に携わることができました。ありがとうございました!

<岸谷五朗 コメント>

まだまだコロナ禍の中スタートした作品でしたし、感染対策を万全にした上での収録、スタッフの皆さんも大変だったかと思います。お疲れ様でした。

コロナ禍の中、作品を見てくださった方が、心がほっこりして辛いことを忘れて、「恋です!」の世界の中で幸せになれる、まさに今の時期に必要だった作品だと思います。

花ちゃん頑張りました! 本当にお疲れ様でした。

赤座家という素敵な家族といられたこと、とても幸せでした。ありがとうございました!

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<第10話(最終回・12月15日放送)あらすじ>

ユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)の別れから1年―。ユキコは盲学校を卒業し、食品関係の会社で事務の仕事を始めていた。一方、再び無職になった森生は、鹿児島から東京に戻ってきていた。

そんなある日、仲間内の意外な2人が結婚することになり、結婚パーティーでユキコと森生が久しぶりに顔を合わせる機会が訪れる!しかし、1年前ユキコが森生と別れた本当の理由が、緋山(小関裕太)と付き合うためではなく、森生の仕事を応援するためだったと知った森生は、無職の今、ユキコに合わせる顔がないと考えて……。森生は仲間たちに口裏合わせを頼み、ユキコの前では自分がいないことにしてもらうが……。

そんな中、パーティーでユキコの手作りケーキが振舞われる。その美味しさに喜ぶ一同の様子に、心の底から嬉しそうなユキコ。森生はその笑顔が忘れられず……。

翌日。森生は社会人になったユキコの姿を見ようと、出会いの場所でユキコを待ち伏せる。立派なビルに出勤するユキコの姿を尊敬の眼差しで遠くから見守る森生。声はかけないつもりが、バーガーショップの店長・茶尾(古川雄大)の空気を読まない行動でそばにいることがバレ、ユキコと正面から向き合うことに……!

ついに1年ぶりの再会を果たした2人。森生の何気ない一言が、封印していたユキコの“ある気持ち”に再び火をつける!?出会うはずのなかったヤンキー君と白杖ガール、2人の運命には、意外な結末が待っていた……!

<番組情報>

水曜ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」

毎週水曜よる10時 放送

原作:うおやま「ヤンキー君と白杖ガール」(KADOKAWA)

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