ルクレール「新レイアウトはとてもいいね。走っていて楽しい」フェラーリ/F1第22戦金曜

 2021年F1アブダビGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=8番手/2=8番手、カルロス・サインツはフリー走行1=9番手/2=9番手だった。

2021年F1第22戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=8番手(1分25秒846:ソフトタイヤ/20周)/2=8番手(1分24秒557:ソフトタイヤ/29周)

 新しいレイアウトはかなり気に入った。走っていて楽しかったよ。コース改修によって前のマシンについて行きやすくなったみたいだから、今回のコース変更はポジティブなものなんじゃないかな。

 一日のなかで路面が大幅に進化したけれど、それは温度の影響が大きい。ここは夕方になると気温がかなり下がるからね。それによってグリップがもたらされるんだ。

 タイヤのデグラデーションはとても高い。でも僕たちのマシンは今のところこのサーキットにうまく反応していると思う。

 ペースに関しては、レースシミュレーションでいい仕事ができた。予選に向けてはもう少しやるべき作業が残っている。その部分では、最も近いライバルと比較して少し不足している。明日に向けてすべてをうまくまとめられればいいね。

2021年F1第22戦アブダビGP フェラーリが記念撮影

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=9番手(1分25秒886:ソフトタイヤ/26周)/2=9番手(1分24秒844:ソフトタイヤ/29周)

 アブダビのコースはレイアウトと路面が新しくなったので、去年までとは全く違うコースになっており、チャレンジングな一日になった。

 とても難しい金曜日だった。FP1からマシンの感触が快適ではなく、一日中、バランスを追い求めている感じだった。僕たちはほぼ毎戦、走り始めから順調に進めていっているのに、今回はいつもとは違っていた。土曜に向けてたくさんの課題を抱えていると思う。

 これからエンジニアたちと膝を突き合わせて、マシンのどの箇所を改善できるのか見ていく。明日に向けてもっとパフォーマンスを見つけたい。

2021年F1第22戦アブダビGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)

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