4球団に新たな「背番号1」が登場 ビッグボスにドラ1投手、イケメン外野手に注目

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

鈴木誠也が大リーグ移籍を果たせば広島も空き番に

このオフは背番号「1」の周辺が騒がしい。日本ハム新監督に就任した新庄剛志氏が、現役時代の「1」を再びつけると発表されたのを皮切りに、10日はロッテの藤原恭大外野手、オリックスの福田周平内野手が来季から「1」に変更されると発表があった。さらにソフトバンクではドラフト1位の風間球打投手が背負うことに。各球団の顔を期待される背番号1をまとめてみた。

ヤクルト:主力打者に受け継がれる番号で、現在は山田哲人内野手がつける。その前も青木宣親外野手、岩村明憲内野手、池山隆寛内野手、さらに若松勉外野手とビッグネームが並ぶ。

阪神:2019年まで鳥谷敬内野手がつけたが、ロッテ移籍後は空き番。それ以前は谷中真二、中込伸、野田浩司と投手がつけることも多かった。

巨人:通算868本塁打を放った王貞治氏の永久欠番となっており、監督を退いた1989年以降は空き番。

広島:今季は鈴木誠也外野手がつけていた。鈴木誠は球団がポスティング利用を申請したものの、大リーグのロックアウトで移籍交渉が中断している状態。大型契約を結んでの移籍が有力視されており、後継者が注目される。

中日:京田陽太内野手が入団3年目の2019年からつけている。かつては“ミスター・ドラゴンズ”高木守道内野手(故人)が背負った。

DeNA:2018年から桑原将志外野手がつける。その前は熊原健人投手(のち楽天、引退)が入団からの2年間つけていた。大洋時代には捕手としては珍しく谷繁元信氏がつけていたこともある。

監督の背番号「1」はオリックスで前例、日本ハムでは“華”のある番号

オリックス:今季はスティーブン・モヤ内野手がつけていたが、10日の契約更改で今季まで「4」だった福田周平内野手が来季から背負うと発表された。その前は中島裕之内野手がつけている。2007年からの2年間はテリー・コリンズ監督がつけていた。

ロッテ:10日の契約更改の席で、来季からはスター候補の藤原恭大外野手が今季までの「2」から変更して背負うと発表された。今季途中まで清田育宏外野手がつけ、その前は大嶺祐太投手、小坂誠内野手がつけていた。

楽天:松井裕樹投手が入団した2014年から背負い来季で9年目。その前は大リーグから復帰した岩村明憲内野手もつけていた。

ソフトバンク:11日の新入団選手発表で、ドラ1ルーキーの風間球打投手(秋田・明桜高)がつけると発表された。過去には内川聖一内野手、柴原洋外野手、秋山幸二外野手と“顔”となる野手がつけてきた。

日本ハム:新庄剛志新監督が背負うことで注目を集めたが、今季までは斎藤佑樹投手がつけていた。2004年の北海道移転後は新庄監督、森本稀哲外野手、陽岱鋼外野手と“華”のある選手が背負ってきた。

西武:栗山巧外野手が2008年から背負い来季で15年目を迎える。その前も佐々木誠外野手、秋山幸二外野手らチームの“顔”といえる選手がつけてきた。(Full-Count編集部)

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