<レスリング>「2024年パリ・オリンピックまでルールを変更する予定はありません」…UWWネナド・ラロビッチ会長

 

2024年までルールの変更なしを示唆したUWWのネナド・ラロビッチ会長

 ブルガリア協会のホームページは、12月5日にロシア・モスクワで行われた「アロンソ・カップ」にゲスト参加した世界レスリング連盟(UWW)のネナド・ラロビッチ会長が、「2024年パリ・オリンピックまでルールを変更する予定はありません」とコメントしたことを報じた。

 同会長は「東京オリンピックで展開された試合に満足しています。闘いは順調に進んでいると思います」と続け、世界のスポーツ界の中心的な存在へ向けて、ルールや試合方式は現状で問題ではないとの見解を示した。

 パリ・オリンピックのレスリング競技は、東京オリンピックと同じ「3スタイル18階級、計288選手」が決まっている(関連記事)。試合時間や階級区分、計量時間などは、現状のまま2024年を迎えることになりそう。

 また、「放送とソーシャルネットワーク(SNS)に力を入れていく予定です。これによって、プロモーションの改善を目指します」と、広報・アピール活動のさらなる強化を宣言した。

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