交通事故防止にメダリストの目 小山署で高松選手が一日署長

間宵署長(右)から一日警察署長を委嘱された高松選手

 【小山】小山署は年末の交通安全県民総ぐるみ運動初日の11日、市出身で今夏の東京パラリンピック車いすバスケットボール男子銀メダリストの高松義伸(たかまつよしのぶ)選手(22)に一日署長を委嘱し、交通安全パレードで市内を回った。

 委嘱式には署や県トラック協会小山支部、小山地区交通安全協会などの関係者約100人が参加。間宵浩司(まよいこうじ)署長が高松選手に委嘱状を手渡した。

 パレードでは署や県警交通機動隊の白バイやパトカーのほか、県警高速隊の「GT-R」パトカーなど計20台が出動した。高松選手もパトカーに同乗し、市内の新4号国道や国道4号など約18.5キロメートルの道のりを約40分かけて回った。

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