今も現役、丸型ポストにしめ縄飾り 埼玉・東秩父の郵便局、新調したカラフルな帽子やコロナ退散のお札も

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東秩父郵便局前にお目見えしたしめ飾りとカラフルな毛糸の帽子をかぶった丸型ポスト=10日、東秩父村安戸

 15日からの年賀状受け付けに併せて、埼玉県東秩父村安戸の東秩父郵便局(大久根淳局長)前には10日、しめ縄を飾った丸型ポストがお目見え、通行人らの目を引いている。

 しめ縄(約2.5メートル)は元局長の大久根宏さん(80)と妻の茂子さん(78)が毎年、手作りしている。しめ縄には鏡餅とミカンのお供え物と「コロナ退散」の祈りを込めたお札も。ポストの頭には茂子さんが編み、今年新調したカラフルな毛糸の帽子をかぶせた。

 同郵便局の開局100周年の1999年、地域の人たちに親しまれている丸型ポストに「ありがとう」の感謝を込めて、しめ縄を飾ったのが始まり。丸型ポストは54年に設置したもので、今も現役だ。大久根さんは「地域への恩返し」で、続けている。茂子さんは「(コロナ禍、帽子のように)明るい新年を迎えられれば、いいですね」と話した。