県内で2021年に実施されたエイズ(後天性免疫不全症候群)ウイルス(HIV)の抗体検査数は10月末時点で280件と、例年の6割ほどにとどまっている。新型コロナウイルス感染が拡大した20年から減少傾向となっており、県は外出自粛などによる検査控えが要因の一つとみている。県感染症対策室は「早く感染が分かれば発症を防ぐことも可能。検査控えは将来的な患者増につながりかねない」と検査を呼び掛ける。
HIV検査 コロナで減少か 宮崎県内、例年の6割
- Published
- 2021/12/12 09:54 (JST)