ホンマ製作所 薪ストーブ「ホンマ史上最小の時計型(APS-48DX)」を徹底レビュー!

こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は、薪ストーブで有名なホンマ製作所の時計型モデルで最小型サイズ「APS -48DX」というモデルを購入したので、開封〜組み立て〜火入れまでを徹底レビュー!この薪ストーブがぴったりと収まるケースも探してみました。

ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」の概要

薪ストーブで有名なホンマ製作所の時計型モデルで最小型サイズ「APS -48DX」というモデルを購入しました。

出典:YouTubeチャンネル「FUKU」より

最近、このようなレトロ調の薪ストーブに興味津々で、いろいろ調べた結果、時計型というモデルで最小サイズの48cmのこちらの商品があることを知り購入しました!

デザインはどうか?

筆者の薪ストーブはこれで3代目になりますが、今までの2代はアイアン系のがっしりしたタイプと、ザックに入れられちゃうくらいコンパクトになるステンレス製の薪ストーブでした。

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どちらも共通しているのは、「こじんまり」、「見た目がスタイリッシュ」という点でしたが、それに比べてこの時計型はとてもベーシックでレトロなデザインをしています。

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意外とコンパクトでヒョイっと持ち上げられちゃうくらい軽いんです!

大きさはどうか?

そもそもこのような時計1型というタイプの薪ストーブは、奥行き60cmのまぁまぁ大きいのが有名で、少し小さな52cmのタイプもあったのですが、それでもやはり大きいなというので買わなかったのです。

ところが、今回は48cmというコンパクトサイズとオールステンレス製、それでいて割と低価格という点に惹かれて購入いたしました。

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ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」開封

それでは時計型薪ストーブを開封し、箱から出して中身を確認していきたいと思います。

中身は?

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開けると、説明書と一緒に煙突が入っています。煙突ごと出すと下に本体が入っております。

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中に入っていたのは本体、脚4本、径が100mmの煙突3本です。

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本体の中には説明書が入っております。

天板の部分は養生テープで止まっています。

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この時計型のタイプは煙突穴が後ろにあるので、天板が非常に広いです。調理できる穴も大小2つあります。

ツーバーナー状態ですから、冬のおこもりキャンプで料理したい人には最適ですね。小さい蓋と、サイズが色々の蓋がついていて、本体の中に色々入っています。

これは専用丸トップといわれる部品ですが、雨を防いだり、火の粉が飛ぶのを軽減してくれそうです。

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燃焼室のこの辺に煙突穴があるはずですが、この辺だけ二重構造になっています。直接煙突穴に、燃料や灰が行かないようになっています。

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あとはエビ曲がりというパーツ、これで全てになります。

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脚だけあんまりステンレスっぽく見えないですけど、仕様には書いていないです。

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追加で延長煙突も購入

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今回は事前に情報収集して、延長煙突をもう一本買うパターンが多いようなので一緒に購入しました。

付属の煙突より少し短めです。

また、ショッピングサイトの情報によると、キャンピングムーンの網を一緒に買っている人が多いみたいです。

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このストーブには底上げ用の網がないようなので、これを使っている人が多いのではないかなと思うので一緒に買ってみました。

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ホンマ製薪ストーブにはロストルが付いていないので網は不要と考えられているんだと思います。

しかし実際にはこういった網などを流用するパターンも多いようです。

ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」組み立て

それでは組み立てをして、中を見ていきたいと思います。

脚を入れる

まず、脚をつけてみたいと思います。

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脚を穴に刺して、手で回せる蝶ネジがついています。

この蝶ネジは本体の中に入っているので、奥に入り込んでしまっていると見つけにくい場合があります。

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好きな高さで調整できるというのがいいですよね。ここをネジで締めてしまえば脚が動かなくなります。

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4本ともつけます。ちょっと細かいところの作りが粗いのか、ネジが入りづらい箇所がありますが、よくよく回せば大丈夫です。

裏に製造日と思われるシールが貼ってあります。剥がしておかないと後で黒焦げになっちゃうと思います。

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実際に見ながら確認していきます

これでできました〜!可愛いフォルムですね。

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まさしくこんなレトロなストーブが欲しかったんです。

しかもステンレス製ということで、耐久性も期待できていいですよね。

窓が3面付いているので、炎がどの位置からでも見えるという工夫がされています。

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気になるのは、扉が少し硬いので、使うときには自分でいい角度になるように曲げて調整したほうがいいんじゃないかというところと、

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扉まわりが切りっぱなしになっているので、気をつけて触らないと指を切ってしまうかもしれません。

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あとは底上げ用の網がないので、例のキャンピングムーンの網を試してみたいと思います。

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前からギリギリ入りました。しかも中でいい感じに収まりました。

多少動くけれど割といいサイズ感の網ですね。

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ここが空気を取り入れる調整窓ですね。半開きにしたり、完全に閉めたり、フルオープンにしたりできそうです。

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ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」ぴったりのケースを探そう

これから煙突つけて火を入れていく前に、試したいことがあります。

この時計型ストーブ、せっかくこの奥行き48cmというコンパクトタイプが出たので、手持ちのツールケースに入れられたら最高だと思うので試してみたいと思います。

純正のトートバックのようなものが売られてるようですが、今まで薪ストーブを使ってる経験から言うと・・・

・煤とか灰が使っている容器の中に溜まってきてしまう

・ハードケースのほうが掃除もしやすい

・汚れたら洗って干すというようなことも気楽にできる

・収納時や車に積み込むときにもハードケースの方が綺麗に収まって持ち運びもしやすい

以上の観点からコンパクトになった時計型ストーブを収納するのにいいケースはないかというのを試してみたいです。

まずは脚を短くしまいたいと思います。蝶ネジを緩めて、脚を上まで持ってきて締め直せば、同じ高さで収まります。

これで高さがコンパクトになります。

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Amazon購入の折り畳みコンテナ

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Amazonで購入したケースです。折り畳みのトランクカーゴのようなものです。

これに収納しておけると使わない時も積み込む時も便利かなと思いますが、ただ折り畳みタイプだと隙間があるから灰はこぼれるかもしれませんね。

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長さがギリギリ足りませんでした。

トランクカーゴ50

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それではトランクカーゴ50に入れて見たいと思います。

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下まで入らない。と思いましたが、蝶ネジが引っかかっているだけでした。

ということは蝶ネジを外してしまえば、ぴったりですよ!この後ろの煙突取り付け口の長さがジャストフィット!

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横の隙間もそんなにないのでシンデレラと言ってもいいくらいのフィット感です。

本体は綺麗に収まりました。脚は隙間に十分入りますよね。

この煙突トップとエビ曲がりは本体の中に入るし、煙突支え脚は長いですが、隙間に入れれば蓋は閉まります。

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問題は、煙突です。

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太くてでかいんですよね。重ねたり本体の中にしまうこともできないので、せっかくストーブがコンパクトになりましたが、煙突だけはどうにもならないですね。

ホームセンターにも売っているような汎用性の高い煙突なので、コストが安いというメリットはありますが、コンパクトになったストーブに対して、煙突がちょっと太すぎるなぁというのが困ったところです。

脚を装着したままトランクカーゴ50に入れようとすると、蝶ネジが引っかかってしまっていたので、先程のように外すか、いっそのこと蝶ネジをやめて、M6の25mmというネジなので普通の皿ねじにしてドライバーで締めるというもの一つ手ですよね。専用ドライバーを箱に入れておくことはできそうです。

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いろいろ工夫し甲斐のありそうな薪ストーブです!

ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」火入れ

それでは、煙突を組み立てて火入れをしていきたいと思います。

エビ曲がり装着

まずエビ曲がりというパーツを嵌め込んでいきます。

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煙突の装着

付属の煙突をつなげていきますが、このままはめるだけですね。結構つなぎ目は硬いです。

3本が標準ですが、もう一本追加で買ったのでつなげてみます。

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さらにトップのパーツをはめて、クランプして締めるようなパーツがあるのでこれを先に入れておきます。

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安定させるための脚が付いているので、これを先につなげておきましょう。

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この後ろ脚で煙突を支えるという構造はいいですね。

この脚についている細い穴にペグを差し込んであげるとさらに安定感は増します。

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細いペグじゃないと入りそうにないですけどね。

一応この延長煙突までつけると223cmの高さになります。標準だと180cmくらいのイメージですね。

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テントへのインストールを考える場合には延長煙突があったほうが良さそうです。

※幕内での使用は自己責任になります。安全な環境設定と一酸化炭素チェッカーを使用して、くれぐれも事故に気をつけて行うようにしてください

着火!!

中が広いですね。室内の奥行きを測ったら最大で44cmほどありましたので、大きな薪でもまるまる一本入ってしまいます。

筆者が今まで買ってきたストーブに比べると高さもあるので、中の燃焼室が広いなと感じます。

キャンピングムーンの底上げの網を入れても、まだだいぶ広いなとわかります。

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すぐに火がついてきましたね。薪を足していきましょう。

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最初の方以外は、煙も外に出てきませんね。中が温まると基本的に奥に吸い込まれていきます。では扉を締めて、吸気口を開けておきましょう。

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炎が奥へ吸い込まれていってますね。

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ガラス窓に煤がついても焼き切れるのでそのままで大丈夫です。

煙突から煙も出てきています。

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吸気口を締めてあげると炎が緩やかになってきますし、開けると広がります。

本体の色もだんだん変わってきましたね。しかもここにいるだけでかなり暖かい。

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この新品で火入れするときは、塗料がやけて変な匂いがしたりするので、いきなり幕内とかで使わず、屋外で火入れをした方がいいと思います。

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コンパクトチェアと並べておいても違和感ないくらい、レトロでかわいいストーブです。

大きめの薪

しばらく燃やしてみたので、熾火がいっぱいできてきました。奥の方に溜まっていってしまうので火かき棒があった方がいいですね。

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ここまでしっかり燃えてくれば、こんな太い薪を丸々入れても(太いナラの薪)おそらく大丈夫でしょうね。

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火がついてきました。こんな太い広葉樹まるまる入れてもしっかり燃えてくれる。この時計型自体が燃焼室が広いので余裕もあっていいですね。

このくらい太い薪を入れて一本燃え切るまでどのくらい経つのかみてみようと思います。

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待ってる間にケトルをおいてお湯を沸かしてみようと思います。

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煙突側の方が火力は強そうです。

大きな薪一本入れただけですけど、よく燃えますね。

煙は非常に少ないです。

500mlくらいならすぐ沸いちゃいますね。

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中覗くとこんな感じ。

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やっぱり時計型だと煙突が後ろに付いているので、天板が広くていいですよね。

ここに大きな鍋でも載せられますし、それをやりつつ、隣で別のことをするという使い方もできそうなので、後ろが出っ張ってしまうというのはデメリットにも感じられますし、天板を広く使えるというメリットにもとれますね。

しばらく使っていると本体がいい色になってきました。

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もう10分が経ちましたが、入れた薪はまだ燃えています。

ちなみに吸気口全開にしているので、結構ドラフトがかかっていて、暖かい空気もある程度持っていかれてると思いますが、それでもここにいるだけで暖かいです。

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20分経過。よく燃えています。

30分経ちましたがまだまだ余裕で燃えています。

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広葉樹の太い薪をボンと入れておけば、30分くらい経ってもまだまだ燃えてるというイメージでいいと思います。

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ほっこり暖かい時間を過ごせました。

片付け

片付けるときに、灰スコップがない時はこうやって灰を出すしかなさそうです。

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ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APS-48DX」おすすめポイントまとめ

今回はホンマ製作所の時計型薪ストーブAPS -48DXを購入して紹介させていただきました。

時計型モデルで最小サイズということでお馴染みのレトロな感じですが、コンパクトでかわいいんですよね。

ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APSー48DX」メリット

筆者が感じるこちらのメリットとしては・・・

  • 大きな薪がそのまま入る
  • 燃焼室が広い
  • ステンレス製
  • 2万円台前半と価格もお値打ち
  • ガラス窓が3面ついている

個人的にはこのストーブとても気に入りました。

ホンマ製作所 時計型薪ストーブ「APSー48DX」気になるところ

筆者がちょっと気になったのはこちら2点。

  • コンパクトコンパクトになったと言ってもこの形。超軽量タイプの薪ストーブほど小さくはなりません。
  • 直径100mmの煙突。ストーブ本体の中にも入らないし、どうしても嵩張るのがネックです。

個人的には煙突が嵩張ること以外は魅力的なストーブだなと思いました。

皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。これからキャンプに行かれる方はお気をつけて行ってらっしゃい!

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