沖縄市長選、野党が公募60代男性の擁立を見送り

 【沖縄】4月24日投開票の沖縄市長選で、市政野党側の選考委員会は11日、候補者の公募に応じた元会社役員の60代男性の擁立を見送ることを決めた。応募があったのは男性1人だけだった。選考委によると男性は東京在住で、沖縄にも在住歴がある。協議の結果、市政野党が打ち出す政治姿勢や政策面で一致が難しいと判断した。

 今後、委員から推薦があった8人に加え、新たな候補者の推薦も含めて擁立に向けた作業を進める。年内の決定を目指している。

 沖縄市長選を巡っては現職の桑江朝千夫氏(65)が3期目に向けて出馬に意欲を示している。

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