【2021注目イルミ】東京「ローズガーデン」クリスマスイベントの魅力をレポ

1年を通じてその季節の花が楽しめる、東京・光が丘の「四季の⾹(かおり)ローズガーデン」では、2021年12月26日(日)までクリスマスイルミネーションが開催されています。温かな明かりと動物のオブジェに囲まれ、おとぎ話のようなお庭に仕上げられているのだとか。そこで今回は、イルミ好きの筆者が花と光の世界に訪れてみました。

2021年12月26日まで!クリスマスイルミネーション

新宿から電車で約30分の光が丘。2021年春に拡張してリニューアルした「練馬区立 四季の香ローズガーデン」は、「香りのローズガーデン」「⾊彩のローズガーデン」「⾹りのハーブガーデン」の3つのエリアがあり、約320品種460株のバラとさまざまな花が季節ごとに咲いています。

「香りのローズガーデン」では16時からイルミネーションが点灯し始め、雪の結晶が冬を演出。土日祝は開園時間も特別延長しており、昼も夜も楽しめます。

16時からファンタジー「香りのローズガーデン」

お庭の入口には、ピンクと白に光るバラに囲まれたかわいらしいシカの親子のオブジェが。

夕闇に白く浮かびあがって情緒ある光景にもなり、

ウサギやリスもいるので、ほのぼのとした世界観も楽しめます。

芝生広場には、緑と赤と金というクラシックなクリスマスカラーで飾られたツリー。

キャンドルの炎のような温かな色が包み込み、癒やし効果が抜群です。

バラと光の共演は香りも一緒に鑑賞でき、昼間には見られない魅惑の美しさです。

つるバラのアーチにも光の粒や雪の結晶が輝いて星空のよう。

プロジェクションマッピングを利用したエリアでは、足元で雪の結晶がクルクル回るので、小さい子が追いかけて遊んでいました。

ガーデンの外柵もイルミネーションで飾って、暖色と植物の陰影がファンタジーにあふれています。

講習棟やほかのガーデンも行ってみよう!

「講習棟」には、リンゴ箱を重ねて作った大きなクリスマスツリー型オブジェが登場しています。真っ赤なポインセチアもたくさん飾ってあり、箱の外や中もクリスマスの雰囲気いっぱい!

頂上には、お庭に咲いていたアナベル(紫陽花)のドライフラワーで作ったリースや、コニファー(針葉樹)のスワッグも飾って、ガーデナーさんたちのセンスとアイデアが光っています。

「色彩のローズガーデン」と「香りのハーブガーデン」は点灯はありませんが、クリスマス仕様に。

ピンクと黄色のマーブル模様が特徴のシンボルローズ「四季の香」も12月中旬頃まで楽しめる予定です。

冬のお花もカラフルで、ガーデナーさんが春に向けて丁寧に手入れもされていました。

多種多様なハーブを植えた「香りのハーブガーデン」では、紅葉したメタセコイア並木を背景に、コニファー・ブルーアイスのツリーが爽やかな香りを放ち、生木ならではの感激があります。

サンタになった動物たちは見ているだけでハッピー!

花とイルミを昼夜で楽しもう

ちなみに、春や秋のバラの季節を過ぎても十分楽しめます。咲いている品種は少ないものの、その分一輪ずつを見つめて香ってじっくり堪能。季節に合わせたバラ以外のお花もたくさん咲いています。

足元の花々も良く見え、落ち葉の間には、「春を告げる花」といわれるスノードロップ(待雪草)も早々と顔を出していました!

夕刻から夜へと移る空の表情と花、夜はイルミネーションとバラと、点灯前後で異なる美しさに心温まるローズガーデンを訪れてみませんか?

四季の香ローズガーデンクリスマスイルミネーション

期間:2021年12月1日~12月26日

点灯時間:平日16:00~17:00、土日祝16:00~19:00

開催場所:練馬区立 四季の香ローズガーデン(香りのローズガーデン)

住所:東京都練馬区光が丘5-2-6

開園時間:9:00~17:00(イルミネーション期間中の土日祝日は香りのローズガーデンのみ19:00まで開園)

休園日:火曜(祝休日の場合は直後の祝休日でない日)、年末年始(12月29日~1月3日)

*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむをえないイベントの中止や時間の変更がある場合あり。詳細は公式サイトをご確認ください。

公式サイト:https://www.shikinokaori-rose-garden.com/

Instagram:@shikinokaori_rosegarden

(参考)第一園芸 花毎:https://www.hanagoto.daiichi-engei.jp/

[all photos by kurisencho]

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