バスケットボールの第73回全日本大学選手権大会最終日は12日、東京都の代々木競技場第二体育館で男子の決勝を行い、白鴎大(関東3位)が63-58で東海大(同1位)に逆転勝ちし初優勝を飾った。
白鴎大は前半、角田太輝を中心に得点を重ね22-30で折り返した。第3クオーターは激しい守備からリズムをつくり、主将の松下裕汰、センターのブラ・グロリダらがインサイドで得点し点差を縮めた。
7点ビハインドで迎えた第4クオーターもブラのインサイドの得点などで猛追し、残り4分44秒で松下のジャンプシュートが決まり同点。残り3分43秒で松下が速攻からレイアップを決めて54-52とこの試合初めてリードを奪った。その後も攻撃の手を緩めず、相手の反撃もしのぎきって栄冠をつかんだ。