アキュラホーム、ベトナムに子会社設立=設計計算など一部を移管

アキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)は11月26日、同社100%出資する子会社「アキュラホームベトナム」をハノイ市内に設立した。初の海外進出となる子会社は、1日から事業を開始している。

これまで国内で実施してきた設計積算業務および構造計算業務の一部を実施することで、約3割のコストダウンを図っていく。

回の海外進出は、コロナ禍に事業の一部を分散することで事業展開のリスクを回避。木造住宅や中大規模木造建築のコストダウンの一環として行うもので、今後は他国への展開や工場新設なども検討していく。

どのような状況下でも部資材の安定供給が図ることができ、木造住宅や中大規模木造建築を推進する「木造建築のアキュラ」として世界に木造建築の普及を図っていく。

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