LG電子が自動車用のフォルダブル(折り畳み)ディスプレイの特許を出願したことが分かった。
韓国メディアなどによると、LG電子は最近、世界知識財産機構(WIPO)に車両インフォテインメントシステム用のフォルダブルディスプレイ関連特許を出願したという。
詳しく報じた「ザ・グル」によると、同技術は「ダッシュボードに設置されたフォルダブルディスプレイは、アウトフォールディング(外に折る)方式を採用し、運転者の使用目的に応じて後方に折り畳んだり広げたりすることができる」とし、「具体的なディスプレイサイズや仕様などは知られていないが、ディスプレイを広げたときに折り畳まれた状態の2倍に拡張され、多様な機能を活用可能だ」と伝えた。
続けて「既存のローラブルテレビである《LGシグネチャーオレッドR》とモバイル事業部撤退で発売できなかったローラブルフォン《LGローラブル》に使われたものと同様の技術が利用されるものと見られる」とし、「ただし、車両用であるだけに、自動車内の他の部品やシステムと最適化などの作業を経なければならない」と説明している。
LG電子はインフォテインメントシステム分野に大きなリソースを傾けていることで知られる。
参考記事:韓国紙「日本電産が韓国自動車部品大手を約6千億円で買収間近か」「日本企業に売却、否定的世論も」