【11/30】小牧市・長久手市・日進市・春日井市・犬山市の5市が「小牧・長久手の戦い同盟」を結成

11月30日、小牧・長久手の戦いにゆかりのある小牧市・長久手市・日進市・春日井市・犬山市の5市が「小牧・長久手の戦い同盟」を結成したことを発表しました。
今後は「真の天下分け目の一戦は、小牧・長久手の戦いである」として、合同で情報発信や観光誘客事業に取り組むとのことです。

5市の担当者からコメントをいただけたのでご紹介します!

小牧市・小牧山城史跡情報館(れきしるこまき)の菅沼さんからのメッセージ

小牧山城は織田信長が築城したことは有名ですが、小牧・長久手の戦いの折には織田信雄・徳川家康連合軍が本陣を置いたということはあまり知られていません。

今回の同盟をきっかけに多くの方に知って頂くよう、同盟市と連携を深めながら周知してまいりますので、宜しくお願い致します!

長久手市・長久手市役所生涯学習課の川出さんからのメッセージ

「小牧・長久手の戦い」は、秀吉と信雄・家康の連合軍の間で起きた天下分け目の戦いです。長久手市では、最大規模の長久手合戦が繰り広げられ、その主戦場跡地が史跡長久手古戦場として国指定史跡となっています。また、色金山には、徳川方が軍議を開いた際に、家康が腰掛けたとされる床几石があります。

天下分け目の戦いである「小牧・長久手の戦い」の古戦場にぜひお越しください。

日進市・岩崎城歴史記念館の内貴さんからのメッセージ

岩崎城の戦いで池田軍を相手に奮戦し、足止めをした丹羽氏重。直後の長久手の戦いを引き起こすきっかけとなったこの岩崎城で壮絶な歴史に思いを馳せませんか?

春日井市・春日井市産業部経済振興課の長谷川さんと(一社)春日井市観光コンベンション協会の大矢さんからのメッセージ

春日井市には小牧・長久手の戦いに赴く際、徳川家康公が名付けたといわれる縁起の良い「勝川(かちがわ)」という地名や、家康公が小休止したという太清寺があります。

同盟市と連携し、情報発信してまいりますので、ぜひ小牧・長久手の戦いゆかりの地を巡ってみてください。

犬山市・犬山市教育委員会歴史まちづくり課の中野さんからのメッセージ

犬山市は、小牧・長久手の戦いの際に犬山城と楽田城が秀吉の本陣となったほか、羽黒城や青塚砦など、秀吉方の陣となった場所が多く存在しています。秀吉方の池田恒興による犬山城の奇襲、森長可と信雄・家康方の酒井忠次・榊原康政らによる羽黒八幡林の戦いの舞台でもあり、小牧・長久手の戦いの中心地のひとつです。

真の天下分け目の戦いとして小牧・長久手の戦いの知見を深め、その魅力を伝えるための取り組みを進めていきます。

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