【12/18〜、横浜市】年末の「お城EXPO」で小机城の限定版御城印を先行販売

12月18日、19日とパシフィコ横浜ノースで開催される「お城EXPO 2021」の会場内「横浜の中世城郭」ブースにおいて小机城の限定版御城印が先行販売されます。
その後は現在販売されている通常版と同様に横浜市歴史博物館売店で購入できるようになるそうです。

販売開始日:
2021年12月18日(土)

販売場所:
お城EXPO・パシフィコ横浜、横浜の中世城郭ブース

販売価格:
600円(税込)

横浜市歴史博物館・主任学芸員の阿諏訪さんからコメントをいただけたのでご紹介します。

阿諏訪さんからのメッセージ

2021年秋、小机城で初めて横浜市による発掘調査が行われました。これを記念して、新デザインの小机城御城印を、各売り場あわせて限定1000枚販売します。

重厚感のある黒地に金字で城名を記し、北条氏の三鱗紋と小机城代・笠原氏の三柏紋を配置、その間を小机の古刹・雲松院に伝わる臥龍がつなぐデザインです。

発掘調査で確認された曲輪や空堀の遺構写真と出土遺物1点を、横浜市歴史博物館で展示中です(2022年1月10日まで)。

博物館では御城印の売り上げの一部を、今後の小机城の調査研究や普及に活かしていきます。

デザインを担当された、山城ガールむつみさんからもコメントをいただきました。

山城ガールむつみさんからのメッセージ

小机城は横浜市 港北区小机町にある山城です。 室町時代の文明10年 (1478)の戦乱で、太田道灌が攻撃したと伝わります。戦国時代には小田原北条氏の支城の1つとなり、笠原氏が城主をつとめました。御城印は笠原氏の菩提寺「雲松院」の伝説に因む龍を描きました。

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