『ロータス・エミーラ』東京オートサロン2022で国内初公開へ。会場での展示も決定

 12月13日、ロータス車の正規輸入総代理店であるエルシーアイは2022年1月14日から16日にかけて千葉県、幕張メッセで開催される東京オートサロン2022の会場で、国内初上陸となる『ロータス・エミーラ』の発表および車両展示を実施するとアナウンスした。

 F1で一時代を築いた名門ブランド最後のミッドシップエンジン・スポーツカーである『Emira(エミーラ)』。多くの古代言語で“司令官”または“リーダー”を意味する名が与えられたロータスのプレミアム・スポーツカーは、7月7日にイギリス本国でワールドプレミアされた。また、10月には“V6ファーストエディション(税込1353万円)”の国内向け受注が開始されている。

 ロータスの最新スポーツカーアーキテクチャに基づいて開発が行われた新型スポーツカーの外観は、同ブラインドが誇る電動ハイパーカー『エヴァイヤ』からインスピレーションを受け、滑らかなサーフェイスと鮮明で特徴的なラインが表現されている。

 心臓部にあたるエンジンは3.5リットル・スーパーチャージャーV6と、テクニカルパートナーであるAMGから供給される2.0リットル直列4気筒ターボから選択可能。トランスミッションはV6車がATまたはMT、ターボ付きi4車ではDCTとの組み合わせとなる。

 最高出力は360~400hp(約364~405PS)、最大トルクは430Nmで、0-100km/h加速は4.5秒以下のタイムをマークする。ストレートでのトップスピードは290km/hだ。主要寸法は全長4412㎜、全幅1895㎜、全高1225㎜、ホイールベース2575㎜と発表され、車重は1405kgが目標値とされている。

 そんなロータス・エミーラのデリバリーは2022年春から開始される予定で、日本向け車両の生産は来春以降となる見込みだ。今回決まった国内初公開は同モデルの日本導入に先駆けたものとなる。

■『ロータス・エミーラ』出展概要

東ホール8:小間番号805、Lotusブース
展示車両:Lotus Emira(ボディカラー:シャドーグレー)

ロータス・エミーラのインテリア(コクピット)
2021年7月7日に行われたワールドプレミアでは、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンがエミーラをドライブした

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