【シニアが「本当に住みやすい街」ランキング2022発表】ひばりヶ丘(西東京市)が1位!郊外でも便利な街に暮したい高齢者のリアルとは?

シニア世代の「本当に住みやすい街」ランキング(首都圏の調査結果)が今週公表され、1位にひばりヶ丘(東京都)、2位に稲毛海岸(千葉県)、3位に相模大野(神奈川県)が選出されました。

これらの街はなぜ、シニアにとって暮らしやすいのでしょうか。

住み替えや二地域居住などを検討している方は、大いに参考になりそうです。

生活、交通等で暮しやすさ分析

このランキングは住宅ローン専門金融機関最大手のアルヒ(ARUHI、東京・港区)が12月7日、「本当に住みやすい街大賞2022」のシニア編として発表したものです。

調査方法は同社の住宅ローン利用者の購入物件データ(1都3県、2020年8月から1年間)を基に、「生活環境」「交通の利便性」「福祉・医療環境」「レジャー環境」「街の安全性」の5つの基準で分析。
住宅・不動産の専門家による選定委員会が審査のうえ決定しました。

主なコンセプトは理想や憧れではなく、実際にその地域で生活するという視点から“本当に住みやすい街”を探り出し、住まい選びの参考にしてもらうことです。

では、トップ3の街が選ばれた理由を見ていきましょう。

第1位 ひばりヶ丘(西武池袋線)〈東京都西東京市〉

ひばりヶ丘駅前

買物環境がコンパクトな成熟した街

【生活環境:4.40点】商業施設が充実、フラットな地形で住みやすい
【交通利便性:4.20点】池袋駅まで20分弱、高速道路で各地に行きやすい
【福祉・医療関係:3.85点】駅周辺に小規模なクリニックが充実
【レジャー環境:4.10点】緑豊かで散歩が楽しめて、憩いの場も多い
【街の安全性:4.05点】地域コミュニティに守られ、安全に暮らせる

フラットで歩きやすく歴史ある住宅街

「西東京いこいの森公園」

❑選定委員会による総括(ひばりヶ丘)
歴史のある住宅街があり、駅周辺には商業施設や医療機関も多く、暮らしやすい街です。
フラットな地形で歩道も整備され、散歩が楽しくなるような緑豊かな街並みが形成されています。
池袋駅をはじめ都心へのアクセスが良く、高速道路を使えば軽井沢等の行楽地にも出かけやすいなど、日帰り旅行も容易です。
防犯意識が高い街で、地域コミュニティによるパトロール活動も積極的に行われています。

「西東京いこいの森公園」正面入口

⇒西東京市にある高齢者向け住宅はこちら

第2位 稲毛海岸(JR京葉線)〈千葉県千葉市〉

稲毛海岸

商業・医療施設が充実、海の身近な街

【生活環境:4.50点】イオンマリンピア店があり、海を身近に楽しめる
【交通利便性:3.73点】高速道路や羽田・成田空港へのアクセスが良い
【福祉・医療関係:3.80点】小規模なクリニックと大きな総合病院が共存
【レジャー環境:4.20点】東京湾を臨む公園など余暇の選択肢が多い
【街の安全性:3.80点】住宅地がメインなので、落ち着いた雰囲気

第3位 相模大野(小田急小田原線)〈神奈川県相模原市〉

相模大野駅前

リゾート地も都心も近く、買物や余暇で満喫

【生活環境:4.10点】相模原市南区の中核で、駅周辺は商業施設が充実
【交通利便性:4.10点】都心だけでなく、箱根など観光地にも好アクセス
【福祉・医療関係:3.95点】大きな病院と小さなクリニックのバランスが良い
【レジャー環境:3.85点】近場の観光地に行きやすい
【街の安全性:3.50点】歩きやすく、安全に配慮された街づくり

「本当に住みやすい街 シニア編」はこちら

この記事と画像の出典:アルヒ㈱公式サイト、ARUHIマガジン

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