第6波に備え…専門家がコロナ特別授業 東京・大田区の小学校

新型コロナウイルスの“第6波”に備え、東京・大田区の小学校で特別授業が行われました。

授業を行ったのは政府の分科会メンバーである舘田一博教授ら、大田区にキャンパスがある東邦大学の先生たちです。舘田教授は「オミクロン株は子どもたちの間に広がる可能性もあるのではないかといわれていて、ちょっと注意しなければいけない」と話します。特別授業はウイルスの基礎知識や感染症の仕組みについて、小学5年の児童およそ120人に1時間にわたって行われました。授業を受けた児童は「コロナは難しい問題と考えていたが身近なことから直せることもいろいろあったので、基本的な生活から見直していきたいなと改めて思った」「3密をより良くしていって、自分たちでできることの一つ一つを大切にしていかないといけないと思った」などと感想を語りました。

この日の授業の様子は撮影され、感染症への理解を深めるため、大田区内のその他の小学校にも配布されます。

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