ロザムンド・パイク 水中に沈んだ車から脱出シーン スタントなしで撮影 「パーフェクト・ケア」

劇場公開および配信中の、ロザムンド・パイクが高齢者から資産を搾り取る悪徳後見人を演じる映画「パーフェクト・ケア」から、新たな面写真が公開された。公開された場面写真では、車ごと川に沈められたマーラ(ロザムンド・パイク)が、必死に車から脱出して水中でもがく姿と、ずぶ濡れ状態で何かを決意した表情を見せる姿が切り取られている。

ロザムンド・パイクの鬼気迫る演技によって、非常に緊張感の高い一幕となっているこのシーンは、ロザムンド・パイク自身がスタントなしで水中に沈められてから脱出までを演じている。このシーンの撮影についてパイクは「入水の瞬間、水がすごい勢いで上がってきて大変だった。息も出来ないし、必死でシートベルトを掴んだの。リアルタイムで演じなければならないから、完全にパニック状態」「一連のシーンはこれまでで最も肉体的に過酷な撮影だった。でも、マーラの勝ちに対する執着が身体的に表現されたシークエンスだから、大好きだし本当に楽しかった」と語っている。

「パーフェクト・ケア」は、悪徳法定後見人のマーラが、資産家の老女ジェニファーを次の獲物に定めたことで現れたロシアン・マフィアによって、絶体絶命の危機に陥る物語。「ゴーン・ガール」などのロザムンド・パイクがマーラを演じ、第78回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。ジェニファー役をダイアン・ウィーストが演じる。監督は、「アリス・クリードの失踪」のJ・ブレイクソンが務めている。

【作品情報】
パーフェクト・ケア
全国公開中および配信中
配給:KADOKAWA
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