2021年「心に残った音」トップ10が決定!

第1位は「大谷選手がホームランを打った瞬間の快音、歓声、そして実況の決めゼリフ」

2021年12月10日

リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:清水健一)は、2021年 「心に残った音」 の調査を実施しましたので、その結果をご報告いたします。

世の中には様々な 『音』 が存在しています。そして『音』と『記憶に残る出来事』が密接に結びついていることは少なくありません。当社は、音を科学する企業として、多くの方々が1年を象徴する印象深い音を共有していることに着目し、2011年から毎年「心に残った音」について調査を実施しています。今年で11回目となる2021年の「心に残った音」トップ10は下記の通りとなりました。

2021年「心に残った音」調査結果

Q.2021年、あなたの心に残った音をいくつでもお選び下さい。 n=1,000 ※複数回答

2021年「心に残った音」調査について

候補となる音は注意喚起音、自然音、歓声、人工音、機械音、ニュース報道の一部(声)、テレビ番組やテレビCMの効果音などとし、流行歌や流行語、テレビCMなどでの企業名・商品名などは対象外としています。当社グループ内で募集した「心に残った音」候補の中から、選考委員会にて、インターネット投票の対象とする音を選定しました。インターネット投票は、一般の方1,000名を対象に実施し、その他(投票対象以外)の「心に残った音」についても伺いました。

・調査時期:2021年11月中旬

・有効回答:インターネット投票者1,000名(20歳以上の男女各500名)

2021年 「心に残った音」 調査結果の要約

第1位:「大谷選手がホームランを打った瞬間の快音、歓声、そして実況の決めゼリフ」

今シーズンを二刀流で駆け抜け、数々の歴史を塗り替える活躍を見せてくれた大谷選手。投手として圧巻の投球を見せただけでなく、ホームラン王争いを繰り広げた打撃は快音のたびに多くの観客を熱狂させました。その活躍を盛り上げた「ビッグフライ、オオタニサン!」「ショータイム」などの実況を含め、明るい話題となりました。2021年の第1位は、「大谷選手がホームランを打った瞬間の快音、歓声、そして実況の決めゼリフ」となりました。

第2位:「東京五輪のメダル獲得時のテレビの速報音」

感染状況により開催自体が危ぶまれた東京五輪が1年の延期を経て開催されました。連日の快挙で、メダル獲得のニュース速報が数多く流れました。メダルラッシュの活躍に多くの方が元気をもらったのではないでしょうか。第2位は、「東京五輪のメダル獲得時のテレビの速報音」が選ばれました。

第3位:「東京五輪の無観客試合における競技中の音や選手の声やベンチからの声援

現地観戦できない無観客の状況でしたが、選手間の連携の声やベンチからの声援、競技中の音などがよく聞こえてきました。熱戦が日々繰り広げられ、臨場感を持って観戦するなかで、新たに興味を持った競技もあるのではないでしょうか。第3位は、「東京五輪の無観客試合における競技中の音や選手の声やベンチからの声援」となりました。

第4位:「豪雨による土石流被害で報道された音」

梅雨前線や台風に伴う記録的な大雨の影響で日本各地において、土砂災害や水害が発生しました。なかでは近隣住民が土石流の様子を撮影してSNSに投稿したことにより、国内だけでなく海外メディアでも報じられました。一瞬にして流れてくる土石流の音は怖さを物語っていました。

第5位:「東京五輪のスケートボードで選手が技を繰り広げて響かせる、鉄パイプの音、着地の音」

自由自在にスケートボードを操りながら、技を決める姿に圧巻された方が多かったようです。無観客によって、鉄パイプの音や着地する音が一層際立ったように感じました。瞬き厳禁の華麗な技に注目が集まりました。

第6位:「各施設、店舗などに入店する際の、体温を測定する機器の音」

病院、イベント会場や飲食店などにおいて、入店する際に体温の測定が行われています。感染状況が一進一退を繰り返すなかでは、入店時の体温測定はまだまだ続きそうです。

第7位:「緊急事態宣言が解除された後のスポーツイベントでの応援」

人数を制限したうえで有観客での開催が増えてきました。状況によって拍手のリズムを変える応援やチームロゴや選手名の入ったタオルを大きく開いて左右に動かして応援するなど新しい応援スタイルが浸透してきました。

第8位:「ミャンマーのクーデターにおける反発する人々の声」

今年2月、民主化を進めていたミャンマーで軍部によるクーデターが発生しました。その後、クーデターに反発する抗議のデモ行進が起こり、怒りの声や非難する声など、様々な人の声が喧騒の中にありました。

第9位:「規制解除後に繁華街で聞こえた活気ある喧騒音」

一進一退を繰り返す感染状況は繁華街へ足を運ぶことを躊躇させていました。しかし、規制解除後は人出が戻り、繁華街に活気がでてきました。久しぶりの再会に笑顔も見られ、賑わいが戻ってきていることを感じた方も多いのではないでしょうか。

第10位:「コロナ対策下で開催された夏の甲子園のアルプススタンドからの応援」

2年ぶりに開催された夏の甲子園。入場者を学校関係者に制限するなど、感染防止対策を講じて行われました。普段と異なる環境下でも熱戦が繰り広げられ、アルプススタンドからの応援は選手たちの溌溂としたプレーを後押ししました。

その他の回答

・人気女優の新垣結衣さんの結婚で聞こえた世の男性からのため息(40代男性)

… 周りにファンが多く、祝福する声の一方で落胆する声も聞こえたから。

・車いすバスケットボールの中継で聞こえた、車いす同士が接触した時の迫力のある音(60代女性)

…車いすバスケの面白さと迫力を伝えていたと思うから。

・近くの公園で子供がボール遊びをしている音(30代男性)

…最近は公園でも子供が遊んでいるのを見かけなくなっていたので、久しぶりに子供たちが遊んでいるのを目にして、日常が少しずつ戻ってきたと感じたから。

・緊急地震速報の音(50代女性)

…コロナで精一杯の1年で地震に対する気が緩んでいる時に、家じゅうのスマホやタブレットが鳴ってドキドキしたから。

【本件に関するお問い合わせ先】

リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

担当:IR広報課 岡部、亀山

TEL:042-359-7830