12月14日(火)、15日(水曜)にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1ヤングドライバーテスト、タイヤテストのエントリーが明らかになった。
ジョージ・ラッセルは2022年の準備をするにあたって、メルセデスとスタートを切ることになる。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は水曜日にイギリスのウィンザー城でナイト爵位を授与されることになっており、テストを欠席。ラッセルがひとりでメルセデスの18インチホイールのミュールカーによるテスト業務を担当する。
ヤス・マリーナでラッセルがメルセデスのマシンをドライブするのに加えて、バルテリ・ボッタスもアルファロメオのマシンを新しいチームメイトで中国出身のルーキー、周冠宇とともに披露する。
ウイリアムズを除くすべてのチームは、14日と15日にミュールカーを2022年のレギュラードライバーそれぞれに託すが、フェラーリはシミュレータードライバーのアントニオ・フォコにも半日の走行を担当させる。
なおウイリアムズも含めた全チームは、2021年仕様のマシンを選ばれた若手に走行させる予定で、火曜日は彼らが独占してそれぞれの才能を見せることになる。若手ドライバーのほとんどは、旧仕様のF1マシンの走行経験があるが、インディカーのスターであるアロウ・マクラーレンSPのパト・オワード、レッドブル・ジュニアチームの一員であるリアム・ローソン、ウイリアムズのジュニアドライバーのローガン・サージェントら何人かは初めてF1マシンに搭乗する。
■2021年F1アブダビヤングドライバーテスト ドライバーラインアップ(予定)
チーム 1日目(ミュールカー) 2日目(ミュールカー) 2021年型マシン
メルセデス ジョージ・ラッセル ジョージ・ラッセル ニック・デ・フリース
レッドブル・ホンダ マックス・フェルスタッペン セルジオ・ペレス ユーリ・ビップス
マクラーレン ダニエル・リカルド ランド・ノリス パト・オワード
アストンマーティン ランス・ストロール セバスチャン・ベッテル ニック・イェロリー
アルピーヌ エステバン・オコン フェルナンド・アロンソ オスカー・ピアストリ
フェラーリ シャルル・ルクレール/アントニオ・フォコ カルロス・サインツ ロバート・シュワルツマン/アントニオ・フォコ
アルファタウリ・ホンダ 角田裕毅 ピエール・ガスリー リアム・ローソン
アルファロメオ バルテリ・ボッタス 周冠宇 周冠宇
ウイリアムズ ── ── ローガン・サージェント
ハース ミック・シューマッハー ピエトロ・フィッティパルディ ロバート・シュワルツマン