クリスマスが近づくと話題にのぼる「シュトーレン」。
洋酒に漬け込んだドライフルーツや、ナッツがぎっしりと詰まった生地にバターを染み込ませ、たっぷりの粉砂糖をまぶしたドイツ伝統の焼き菓子です。
日本でも最近じわじわと人気が高まっていて、手軽に楽しめる機会が増えてきました。
みなさんも奥深いシュトーレンの世界を堪能してみませんか。
ドイツ伝統の焼き菓子「シュトーレン」
スパイスがきいたドイツ伝統の焼き菓子で、本場ドイツではクリスマスシーズンの定番になっている「シュトーレン」。クリスマスの4週間前から少しずつスライスして楽しみます。
札幌の街角で話を聞いてみると、
「お菓子作りが趣味のお友達がくれるから、12月だなぁと思って頂いてる」や、「いろんなお店の小さいのを買って、みんなで味を比べながら楽しんでいる」という声が。
みなさんそれぞれに、この時期シュトーレンを楽しんでいるようでした。
サイズ違いで手に取りやすい！老舗ドイツパンの店の人気シュトーレン
1977年創業のドイツパンの店「ブルクベーカリー」では、創業当初からシュトーレンを販売していて、クリスマスシーズンは1000本以上製造しています。
ブルクベーカリー竹村Laboの上原郁恵店長によると、1日に100本近く製造していて「この時期待ってましたというお客さまの声や、お歳暮や贈り物に準備してくださる方もいる」とのこと。
ちょっとした手土産や贈り物にも喜ばれそうですね。
ここ数年はじわじわと人気が高まっていて、自分用におうち時間の楽しみに買っていかれる方も多く、特に小さいサイズのものがよく売れているんだとか。
ブルクベーカリーのシュトーレンは賞味期限が2か月ほど。日が経つにつれて熟成が進むので、味の変化も楽しめそうですね。
ブルクベーカリー 竹村Labo
住所：札幌市中央区北3条西27丁目2-5
https://www.instagram.com/brugjapan/?hl=ja
カフェでゆったり気軽に味わうシュトーレン
札幌中央区のカフェ「RITARU COFFEE」では、2021年から店内でシュトーレンを販売するほか、カフェのメニューにシュトーレンを加えました。
年間500食を超えるスイーツを食べ歩き、発信を続ける"スイーツインスタグラマー"の敬さんは、最近、お店ごとの特徴を活かしたシュトーレンが増えていると感じています。
「こだわりのバターを使っていたり、カフェではシュトーレン風に仕上げた自分のお店のオリジナル商品を出したり、同じような見た目でもオリジナリティーを出した商品が増えている」とのこと。
RITARU COFFEEでは、カフェメニューとして、シュトーレンにクリスマスをイメージしたクッキーと、生クリームをあしらったクリスマススイーツセットを提供しています。
パウンドケーキベースのシュトーレンは、ドライフルーツがしっかり入っていて満足感がありますが、生地はふわっとやわらか。
RITARU COFFEEの鈴木 加奈さんは「スパイスも控えめでお子さんでも食べやすい。今年のクリスマスブレンドのコーヒーがエチオピアベースで、相性もピッタリなのでぜひ一緒に楽しんでほしい」と話します。
RITARU COFFEE
住所：札幌市中央区北３条西26丁目3-8 Ｎ2ビル 1F
https://www.ritaru.com/pc/index.html
小ぶりのサイズやカットされたものも販売され、手に取りやすくなったシュトーレン。クリスマス前のワクワク感とともに、みなさんも気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
＊みんテレ12月6日OAのものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください）
