五能線のキハ40系が北条鉄道(兵庫県)入り2022年3月の運行を目指す

キハ40

兵庫県の粟生(あお)駅〜北条町駅を結ぶ北条鉄道は、12月13日JR東日本から譲り受けたキハ40 535を12月12日に搬入しました。

北条鉄道は1985年4月に国鉄北条線を継承して開業した第三セクター鉄道です。

全線単線路線で交換が出来る駅がなかったことから、長年に渡り全線で折り返し運行が

行われていました。しかし2020年年9月に法華口(ほっけぐち)駅に交換設備が設けられ、輸送力が向上されました。

その一方で、在籍車両はフラワ2000形3両のみで予備車の不足が問題でした。

それを解決するため3月のダイヤ改正で引退したJR東日本 五能線のキハ40 535を譲り受け、導入されることとなりました。

購入に際してはクラウドファンディングにより924人から目標金額の300万円の4倍以上の1302万円の支援が集まりました。

北条鉄道では2022年3月の本格運行を目指し確認および改良、申請等の作業に入るとしています。

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