公明・上田氏が神奈川県本部代表を辞任「活動の中心広がるため」

公明党神奈川県本部代表を辞任した上田氏=2021年10月

 公明党の上田勇元財務副大臣が党神奈川県本部代表を辞任したことが14日、分かった。来夏の参院選の全国比例で公認されることが13日に党本部で決まっており、上田氏は神奈川新聞社の取材に「活動の中心が中部地方に広がるため」と説明している。県本部は今後、上田氏の後任の代表選びを進める。

 上田氏は1993年の衆院選で旧神奈川1区から出馬し、初当選。小選挙区制導入後は神奈川6区を地盤としたが、2017年の衆院選で落選した。

 今年10月の衆院選では8期目を目指して比例南関東ブロックから出馬したが、議席に届かなかった。県本部代表には2001年に就任し、11期務めていた。

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