【42道府県どこが良い?滋賀編】住みたい街ランキングから見る移住したい街(草津・大津・守山・彦根・近江八幡)

お婆ちゃんが滋賀県草津に住んでいたので、毎年正月は草津で過ごした。子供時代の草津は、人も少なく不便で寂しい町だった。それが今じゃ近畿でもっとも住みやすい街と言われている。住みよさランキング(東洋経済新報社)は2013年から5年連続で近畿1位を獲得、その後も上位をキープ。滋賀は移住先としても良いに違いない。

滋賀県移住の基礎知識

滋賀県の概要
日本列島のほぼ真ん中あたりが滋賀。大阪駅から40分という近さだけど、滋賀は立派な田舎県。琵琶湖が県土の1/6を占めるこの県は、関西圏の交通の要衝として古くから発展。歴史情緒がある街並みが多く、四季折々の美しい自然も魅力的、小鮎などが有名な琵琶湖グルメや近江牛などが楽しめる。

面積:4,017.38km2(全国26位)
人口:1,409,242人(2021年11月、全国38位)
隣接都道府県:福井県、岐阜県、三重県、京都府

滋賀県のアクセス
大津駅から在来線で(京都まで10分、大阪まで40分)
米原駅から新幹線で(東京まで約2時間10分、名古屋まで約30分、広島駅まで約2時間)

移住ポータルサイト⇒滋賀ぐらし

滋賀県〜住みたい街ランキング/順位・昨年・自治体名
1位 1位 草津市
2位 2位 大津市
3位 3位 守山市
4位 5位 彦根市
5位 4位 近江八幡市

出典:いい部屋ネット「住みたい街ランキング」

草津市

草津市の概要
県の南西部に位置し、県庁所在地の大津市に次ぐ県内第2の人口を有する市です。古くから東海道と中山道の分岐・合流地で、現在もJR琵琶湖線や国道1号、名神高速道路など、交通の要衝地となっています。

草津市の移住・定住制度
・草津市空き家情報バンク etc.

草津市について

草津市は雪が降りますか?
冬期の雪が少なく気候は温暖です。草津は太平洋側の気候ですので冬は空気が乾燥していますがそう寒くありません。大阪や京都の気候に似ています。滋賀は近江八幡から南側が太平洋側の気候で近江八幡の安土山を越えて北に向かうと北陸の気候になります。滋賀の北側の米原は雪が多く新幹線の難所となっています。

長浜から湖西線の高島あたりは雪が多いです。草津から大津市の瀬田あたりが滋賀で最も雪が少なく気候温暖な地域です。草津は交通の便がよく、JRの新快速で大阪まで55分ほどで行けますので京阪神の通勤圏になっています。また製造上などの企業も多く、近くに大学も複数ありますので京阪神から草津に通勤や通学する人も大勢います。草津は全体的に見て住みやすい都会的な町です。

大津市

大津市の概要
比良・比叡の山々や琵琶湖など自然豊かな町で、世界文化遺産に登録されている比叡山延暦寺など歴史的建造物も多い県庁所在地です。大津駅から京都駅まで約10分、新大阪駅まで約40分と交通利便性の良い町でもあります。

大津市の移住・定住制度
・大津市定住促進リフォーム補助金 etc.

大津市移住者インタビュー

【滋賀県大津市葛川│移住者インタビュー】魅力はどんなとこですか?

やっぱり綺麗な川じゃないですかね?昔に比べたら魚は減ってるけど。川の流れと、川と山とのバランスがいいかな?それはやっぱり魅力だと思いますけどね。渓谷沿いの村ですね。車で動かないといけないけど、車の運転が好きな人なら大丈夫だし。駐車料金とかいらないからね。そういうことにコストはかからない。色々な物にコストがかからなっていうことはいい事ですよね。それに京都まで1時間弱で到着ですからね。日本海の海岸にも1時間で到着です。すごくないですか?

守山市

守山市の概要
野洲川によって形成された沖積平野に位置しており、市域のほとんどが平地で、半分が農地となっています。JR琵琶湖線守山駅から新快速を利用すると、京都駅まで約30分、大阪駅まで1時間程度と交通利便性の高い町です。

守山市の移住・定住制度
・新規就農者支援制度 etc.

守山市移住者インタビュー

【滋賀県守山市│移住者インタビュー】どうして守山市なの?
守山市はどんな所かといえば、簡単に言えばコンパクトシティです。駅周辺に店が集積し車で10分も走れば田園風景が広がり始めるような所です。移住といえば、TVの影響もあり限界集落のような場所を思い浮かべる人が多いと思います。私も最初はそうでしたが、守山駅周辺にはコンビニもスーパーも各チェーン店もドラッグストアも、病院も美容院もあります。

特に我が家は、夫婦とも都会生まれ都会育ちです。30何年もそんな生活を送ってきて、いきなりがっつり田舎で生活できるのかという不安がありました。そこで、段階的に生活スタイルを変えていく作戦をとることにしました。生活の便もある程度よくて身近に自然もある”トカイナカ”って実はとってもいいんじゃないということになり、”トカイナカ”に焦点を絞りました。

”トカイナカ”つまりコンパクトシティを探したのです。それは、駅前などに街の機能がギュット密集しており、中心地から少し離れれば、自然が広がっているような場所です。守山市はまさにコンパクトシティでした。都会によくあるチェーン店もあり、親近感も感じます。他にもいろいろ要素はありましたが、いきなり生活スタイルをガラッと変えるのではなく、”トカイナカ”から田舎暮らしを始めるために、気に入った場所が守山市になりました。

彦根市

彦根市の概要
琵琶湖東北部に位置。鈴鹿山系に囲まれた自然豊かな街。江戸時代から城下町として発展。歴史と文化が薫る街。

彦根市の移住・定住制度
・移住促進住宅取得費補助金 etc.

彦根市移住者インタビュー

【滋賀県彦根市│移住者インタビュー】人に出会って現地に行って、気づいたら来ていました。

“ちょうどいいのんびり”具合が良いですね。ほどよくゆったりしている。そういう所を望んでいたので。私はお城のすぐ近くの地域に住んでいるのですが、周りに生活に必要なものは揃っていますし、スーパーが多くて何気に買い物が楽しいです。彦根は坂が少なく、自転車で移動が出来るので、とりあえず車が無くても生活出来ています。おかげで運動不足の解消になっています。こっちに来て思ったのが「チェーン店」が少ないのが逆に良いと思ったんです。なので、個人店が目に入る。“どこにでもない”お店があって、お気に入りのお店を見つけて、常連さんとも仲良くなって…ていうのが夢です。

近江八幡市

近江八幡市の概要
琵琶湖の東岸に位置し、八幡商人が残した白壁の土蔵をはじめとする歴史ある美しい町並が特徴です。北東部に広がる西の湖を含む水郷地帯は、琵琶湖八景の一つに数えられています。出産をすると手紙と祝金が支給されます。

近江八幡市の移住・定住制度
・空き家バンク制度 etc.

近江八幡市移住者インタビュー

【滋賀県近江八幡市│移住者インタビュー】滋賀での暮らしはいかがですか?

はじめて来たときは田舎だな、と(笑)。でも、タイでの経験のおかげで、どこでも暮らせる自信がありました。車の免許を持っていないので、どこへ行くにも歩いていきます。歩いているとすごく自然を感じますね。両親が名古屋から滋賀へ遊びにきたときに琵琶湖岸をドライブしたんですが、やっぱり琵琶湖は大きくて、すごくきれいでした。古着が好きなので休日には大阪のアメリカ村へよく遊びに行きます。大阪へのアクセスがいいのもいいですよね。

最後に:移住先を決める上で一番大切にしたいことはワクワク。もちろん自治体毎の移住者支援制度も調べたりしますが、そんなことよりも、住みたいと心が感じるかが大切。住みたいと感じてから、その街を深く調べ、人に会って色々お話を聞いて、自分のワクワクメーターがどう動くかをチェック。滋賀はワクワクメーター動きます(笑)。あなたも、ぜひ滋賀に行ってワクワク度をチェックしてみて下さい。

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筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「

地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!

」にて公開中。

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