きょう15日(水)は、日本海側は、北陸から北日本を中心に雨や雪が降り、雷を伴う所もあって不安定な天気だが、太平洋側は広く晴れる見込み。
　東京など関東は、朝は冷え込みが強まっているが、昼間はたっぷりの日差しで寒さが和らぎそうだ。

北陸から北の日本海側は落雷や突風に注意　関東は朝まで濃霧の所あり

　北陸から北の日本海側は断続的に雨や雪が降り、大気の状態が不安定になっているため、落雷や突風にも注意が必要だ。その他の日本海側や、北日本の太平洋側も雲が広がりやすく、にわか雨やにわか雪の可能性があるので、折りたたみの傘を持ち歩いた方が良さそう。
　関東から西日本の太平洋側は朝から青空が広がる見込み。雨上がりの関東周辺では、朝まで濃霧で見通しの悪い所がありそうなので、通勤通学の時間帯は、車の運転に注意が必要だ。

関東の寒さ和らぐ　最高気温は全国的に平年並みか高く

　きのう14日(火)の寒さが残り、東京都心では午前5時までの最低気温が3.2℃まで下がって、この冬一番の冷え込みとなっている。
　ただ、日中は寒さが和らぎ、最高気温はきのうより8℃高い14℃の予想。昼間は手袋やマフラーなどの防寒小物を身に着けずに過ごせそうだ。関東は寒さが和らぎ、全国的に見ても、気温は平年並みか平年より高い所が多い見込み。

週末は日本海側で大荒れの天気に　早めに備えを

　この先、週末にかけては、天気・気温ともに変化が大きくなる見込み。あす16日(木)は西日本で雨が降り出し、あさって17日(金)は東京など関東でも傘の出番がありそうだ。
　また、17日(金)から18日(土)は冬型の気圧配置が強まって、日本海側では広く大荒れの天気になるおそれがあり、すでに、気象庁から警戒が呼びかけられている。
　週末は、晴れ間のある太平洋側でも最高気温が10℃以下となる所が多くなる見込み。荒天や寒さへの備えは早めにしておきたい。

（気象予報士・海老原美代子）