「日本一美しいカラダ」の土台はハードな練習 体型維持に悩む少女への“前向き助言”

女優の奥山かずささん【写真:荒川祐史】

女優の奥山かずささんは小学校から高校にかけて野球とソフトボールに打ち込んだ

女優として活躍する奥山かずささんは、少女時代に打ち込んだ野球やソフトボールの経験を仕事に生かしている。グラビア活動も積極的で、健康的な艶やかな姿は女性から憧れの眼差しも。「日本一美しいカラダ」と称される体型を維持するため、欠かせないのは日頃からの運動。10代で築いた土台があるからこそ「今、鍛えるのが凄く楽」と話す。

【動画】“日本一美しいカラダ”奥山かずささんの美しい投球フォーム

5歳上の兄に憧れ、小学4年生から地元・青森の少年野球チームに入団。当時、女子メンバーは2学年上の先輩と2人だけで、男子に交じって練習についていくのが精いっぱいだった。

中学で所属したソフトボール部は、県大会でベスト4に入る強豪。練習は厳しく、特に下半身のトレーニングは「たくさん取り組んだ」と話す。スクワットや走り込みでいじめ抜き、体型よりも上手くなることだけを考えていた。

筋トレは「むしろ、シェイプアップの投資になる」

野球などのスポーツに打ち込む女子選手にとって、年頃の悩みのひとつにも挙げられる体型維持。太ってしまったり、筋肉質になってしまったり……。実際、奥山さんの周りにも「捕手をやっていて、お尻が大きい」と悩んでいた子もいたという。

ただ、トレーニングは「いいことはあっても悪いことはないと思います」とキッパリ。「たとえ筋肉がつき過ぎちゃっても、体の使い方が上手くなれば、大人になってから(体型を)変えられるかなと」。基礎体力があり、運動する準備が整っている方が、ダイエットをするにも始めやすいと考える。「むしろ、シェイプアップの投資になるんじゃないですかね」と言葉に力を込める。

奥山さんにとって理想は「ある程度肉がありつつ、運動しているような体」。人によって好みに違いはあるが、あくまで健康的なのが大前提。だからこそ、たとえお尻が大きくても「肉がついていいところですし、『キュートだな』って思います」と感じている。

もちろん体型は個人差があるため、みんなに共通するわけではない。悩みだって、人ぞれぞれ。ただ、経験を踏まえて言えることは「筋肉のつき過ぎを恐れなくていい」。野球少女たちにエールを送りながら、自身も体づくりに励んでいく。

○奥山かずさ(おくやま・かずさ)1994年3月10日生まれ、青森県出身。小学4年から野球を始め、中学・高校ではソフトボール部に所属。2016年に「第1回ミス美しい20代コンテスト」で準グランプリを獲得し、本格的に芸能界へ。2018年にはスーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で女優デビューを果たし、注目を集めた。2年前の2019年5月には、地元の青森県で行われたプロ野球「楽天-西武戦」で始球式を務め、スタンドをどよめかせた。多くのドラマに出演する一方で、グラビア活動も精力的に展開。2021年9月には、自身3冊目の写真集となる「月刊 奥山かずさ・想」(小学館)を出版。2022年のカレンダーも発売中。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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