復興支援、鉄路に乗って 熊本県内の被災4社が合同乗車券発売

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県内の鉄道4社の合同復興乗車券(上)=ブリッジクマモト提供
車両をデザインした台紙(下)=ブリッジクマモト提供

 熊本地震や昨年7月豪雨で被災した県内のローカル鉄道4社が、地域の観光を盛り上げて復興を目指そうと、1日乗り放題の切符など4枚をセットにした「4社合同復興乗車券」を15日、発売する。

 4社は熊本電鉄(熊本市)、くま川鉄道(人吉市)、肥薩おれんじ鉄道(八代市)、南阿蘇鉄道(高森町)。復興支援に取り組む一般社団法人「BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジクマモト)」(熊本市)、映像配信などを手掛ける「さいばーとれいん」(合志市)の6者で企画した。

 乗車できる区間は、熊本電鉄が全線、くま川鉄道が肥後西村-湯前間。肥薩おれんじ鉄道は八代-佐敷間、南阿蘇鉄道が中松-高森間。肥薩おれんじ鉄道のみ区間の往復乗車券(途中下車無効)で、ほか3社は1日乗り放題券となっている。いずれも使用期限は2022年8月末まで。

 台紙のイラストは、熊本市在住のイラストレーターわたなべみきこさんが手掛けた。限定500冊、価格は6千円。運賃相当額は4千円で、管理費などを除いた残りは寄付金に充てる。

 ブリッジクマモトは「県内のさまざまなエリアを、鉄道で観光して満喫してほしい」と話している。各社の主要駅や同法人オンラインショップで販売。問い合わせは各社へ。(辻尚宏)