板倉区の板倉中PTAはこのほど、優良PTA文部科学大臣表彰と日本PTA全国協議会会長表彰を受賞した。
表彰は昨年度の活動が対象で、昨年10月、PTAと学校の共同で実施し、当時の3年生を対象とした「思い出作り活動」が評価された。今年7月に県小中学校PTA連合会の団体表彰を受けた。
同活動はコロナ禍で中止となった修学旅行の代替行事として、校内での肝試しやリアル脱出ゲーム、区内での植栽活動を行った。肝試しは生徒が企画し、学校とPTAが協力。保護者が脅かし役などを務めた。
表彰式は11月19日に都内で開かれ、前年度PTA副会長の藤巻修一さんが出席。藤巻さんは「活動では常に『子どもたちのために』と思ってやっている。その結果として賞をもらったと考えている」と語った。
活動は本年度も継続。10月に上越市内で行った修学旅行の関連行事として、専門業者を学校に招いての「リアル宝探し」を実施。保護者も運営側に回り、生徒たちに立ちはだかる〝番人〟役を務めた。
高橋悠眞君(3年)は「盛り上げてくれて楽しかった。普段とは違った一面が見られて、大切な思い出になった」と話した。