全長3m、ダイオウイカに漁師仰天

陸に揚げられたダイオウイカ=12月19日、福井県小浜市の宇久漁港

 福井県小浜市の宇久漁港内で12月19日、死んだダイオウイカが漂流しているのを京都市内の男性釣り客(46)が見つけた。全長3メートル、一本だけ長い触腕を含めると約6メートル。地元漁師たちも「初めて見た」とカメラに収めていた。

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 辺りがまだ暗い同日午前4時ごろ、浮いているのを発見し、地元漁師と縄でくくっておいたという。全身真っ白で、姿はそのままの形で吸盤も残っている。市職員が県栽培漁業センター(小浜市)に連絡し、引き取ってもらった。

 見つけた釣り客は、目的のアオリイカの釣果はいまひとつ。写真を撮りながら「釣ったことにして息子に自慢しようかな」と話していた。

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