あの言葉は伏線か?『ONE PIECE』ゾロに浮上した3つの謎。新たな異名は…

週刊少年ジャンプ52号に掲載された『ONE PIECE』第1033話“霜月コウ三郎”。ゾロの格好よさが炸裂し大反響を呼んだ一方で、伏線と思われる点や新たな謎も浮かび上がって来ているようです。3つのポイントをまとめました。

週刊少年ジャンプ52号に掲載された『ONE PIECE』第1033話“霜月コウ三郎”では、キングに押され気味のゾロが戦いの中であることに気づきます。ゾロが思い出した、13年前のシモツキ村には……。

ゾロの過去編、覇王色の覇気、痺れるセリフなど注目シーンの連続だった1033話には、謎や考察ポイントも多数ありました。

本記事ではその中から特に関心の高い3つの項目を取り上げていきます。ゾロの異名に変化が起こる?

※特性上、原作の内容に触れています。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトより

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【1】キングの発言に発言に注目。ゾロの新たな異名は…

ついに覇王色の覇気を纏い、ルフィがやるのと同じように気迫で敵陣を気絶させたゾロ。

それを見てキングは「「王」にでもなる気か?」と問いかけました。ゾロは「そうだな」と肯定したうえで船長と親友との約束があると続けるのです。

“船長と親友との約束”というのはつまり、世界一の大剣豪になるという誓い。単純に捉えれば剣技の王になるということですよね。しかしこれには将来的にゾロの新たな異名が「○○王」に変わることを示唆する伏線になっているのではないかとも考えることができます、

休業期間があったにせよ、ゾロが海賊になってすでに2年が経過しています。しかし、彼の異名は賞金稼ぎ時代の「海賊狩り」のまま。

船長のルフィにも引けを取らない活躍をし、四皇の幹部すらも倒したとなれば懸賞金が跳ね上がるのはもちろん新たな異名がついてもおかしくありません。

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そこで読者の間では早くもどんな異名がつくか予測する声も。

ゾロが今まさに手懐けようとしているコウ三郎の最高傑作が「閻魔」であることから「閻魔大王」、またルフィとロジャーのようにゾロとの共通点が多数指摘されているレイリーが「冥王」であることから二文字で「閻王」になると予想する人が多いようです。また、かつてキングと呼ばれた伝説の剣豪、リューマがゾロの祖先である可能性が高いことから、「キング」とつく異名の可能性も考えられそうです。

新世界編に入り隻眼になったゾロは、最大の敵であり己が師でもある「鷹の目のミホーク」のように目に関する通り名がつくのではないかとも予想されていましたが、現在そう呼ばれることはありません。

考えてみればゾロと縁のある人物には海賊王ルフィ、冥王レイリー、リューマ・ド・キングと王たる人物が多いのも偶然ではないのかも? 「王にでもなる気か?」と聞いてきたのがキングなところもまた何かの縁を感じますね。

海賊王の隣に並ぶゾロは何王になるのか……楽しみですね。

【2】サムライが追われた理由は?コウ三郎と革命軍の繋がりも…

また、ゾロの過去編にも気になる点がありました。

それは、“村のジジー”霜月コウ三郎について。彼はゾロにサムライだったのかと問われると「海軍が押し寄せて来るぞ」とその話題を嫌いました。

果たして、コウ三郎は海軍に追われる身なのでしょうか?

ゾロ曰く、13年前のシモツキ村ではコウ三郎はいつも海岸にいたと言います。

その一年後となる12年前にシモツキ村にドラゴンやイワンコフら革命軍が停泊し食糧を恵んでもらっていた事実があることから、コウ三郎が革命軍を支援していたと推測できます。

しかし、革命軍に食糧を渡したというほんの少しの肩入れで海軍に追われることはなさそう。コミックス96巻のSBSに掲載されたコウ三郎の半生にある「山賊から人々を救う」際に政府から見て罪となることをしたか、はたまた航海の途中で海賊行為をしていたのか?

そもそもがワノ国から“違法出国”しているコウ三郎。違法になってでも国を出たかった理由とは……それが、海軍に追われる理由に繋がった可能性もありますね。また、海軍が来ると言いつつ村の名前には“シモツキ”とがっつり自分の名前を掲げているところも引っかかる点。コウ三郎には、まだ秘められたストーリーが眠っていそうです。

さらに、コウ三郎と革命軍との繋がりが濃厚になってきたことで、孫であるくいなの生存説が再び持ち上がり始めているよう。

ゾロがたった一つの約束を果たすためにたゆまぬ努力を続け、海賊という道に進んでここまで強くなることができたのはくいなの死があってこそとも言っても過言ではないでしょう。

そこでくいながやっぱり生きていたとしたら少し拍子抜けしてしまいそうな気もしますが、どんな形であれ親友が生きていたとなれば、ゾロにとっては何より嬉しいに違いありません。くいなの生存についても注視していく必要がありそうです。

【3】ゾロ本人の血筋は明かされるのか?

そして、霜月家とシモツキ村の関係がわかったところで気になるのがゾロ本人の出自について。

ゾロの周りにはワノ国に関するものがたくさんあったということは明らかになりつつも、肝心なゾロ自身のパーソナルにまつわる情報はまだ登場していません。

今回の話を経てゾロ自身は霜月家とは無関係なのではないかという声も多くなってきているようですが、皆さんはどう考えますか?

リューマや牛マルと容姿がかなり近いことや、二人と同じ仕草をしていたり、特にリューマとは同じようにドラゴンを倒したことがあったり、戦った時には筋力タイプが同じとされていたり、共通点の多さを考えるとやはりゾロも無関係ではないと思わされます。

前項でも触れたコミックス96巻のSBSでは尾田先生も「あれ? もしかして…ゾロの血筋って…!?」と意味深な言葉を残していることからも、やはりゾロは霜月家と何かしらの繋がりがあるはず。

ゾロ自身の生まれや家族にも触れられる日が来るのか、期待して待ちましょう。

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