朝鮮の気温は日本より低く、農業部門では温室栽培による野菜生産に注力している。
朝鮮メディアの報道によると、今年は豊作だという。農業省全体では温室栽培の野菜生産計画が4%超過遂行された。
平壌市では1ヘクタール当たり300トン以上を生産した。市内の農場では、工程別の肥培管理と品種の選択、階段式栽培、土壌管理、環境管理を行い昨年より増産した。
南浦市、平安北道をはじめ他の地域でも、新たな栽培方法を積極的に取り入れてキュウリ、トマト、トウガラシ、ホウレンソウなどを増産した。
朝鮮北部、両江道の三池淵市野菜温室農場では昨年比1.5倍の増産を達成した。今年だけでもキュウリ、白菜をはじめ数百トンのさまざまな野菜を市内の住民に供給したという。