大人気ゲーム「Fate/Grand Order」を「鬼滅の刃」アニプレックスに事業譲渡

大人気アプリゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」を展開するディライトワークスは15日、「鬼滅の刃」で知られるアニメ会社のアニプレックスに同ゲーム事業を譲渡すると発表した。開発チームをはじめとしたゲーム事業を、新会社に会社分割により承継したのち、アニプレックスに全株式を譲渡する契約を締結した。

事業譲渡の完了は来春を予定している。同社代表取締役社長COO小野義徳氏は「この取引の完了によって、今後新たなるゲーム創りへのチャレンジの機会が増え、これまでにない感動と興奮を届けることができるようになると確信しています。ディライトワークスの企業理念である『ただ純粋に、面白いゲームを創ろう』という想いとともに、これからも世界中の人々に向けて幸せを届けたいと思っています」などとコメント。事業は継続していく。

アニプレックスは同日、「新会社の従業員、クリエイター、関係者の皆様とともに、新会社のさらなる成長とグループ全体のゲーム事業の発展を目指して参ります」とコメント。FGOの製作委員会はアニプレックス、有限会社ノーツ(TYPE-MOON)、新会社の3社体制になることを発表した。「これからもユーザーの皆様に楽しんで頂けるよう、TYPE-MOON及び新会社との連携を更に深めて取り組んで参りますので、何卒宜しくお願い致します」と結んだ。

同ゲームは2015年7月に配信を開始。国内2400万ダウンロードの人気を誇る。

人気スマートフォン向けアプリゲーム「Fate Grand/Order」第2部キービジュアル(提供・ディライトワークス)

(よろず~ニュース編集部)

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