【NPBアワード】セ・パ両リーグのMVP発表 ヤクルト・村上とオリックス・山本がともに初受賞

ヤクルト・村上宗隆(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

4年目の村上は1996年松井秀喜と並ぶセ最年少受賞

日本野球機構(NPB)は15日、都内で今季プロ野球の総決算となる「NPBアワード2021 supported by リポビタンD」を開き、席上で今季の両リーグMVPが発表された。セ・リーグはヤクルトの村上宗隆内野手、パ・リーグはオリックスの山本由伸投手で、共に初受賞となる。

【表】「NPBアワード2021」 最優秀選手の記者投票結果一覧

村上は今季、全143試合に4番打者で先発出場し打率.278、39本塁打、112打点で初の本塁打王に輝いた。9月19日の広島戦では、21歳7か月で通算100号本塁打を記録。これは清原和博氏を超える史上最年少だった。日本シリーズでも2本塁打するなどチームの20年ぶり日本一に貢献し、夏には日本代表の一員として東京五輪で金メダルも獲得と最高の1年になった。高卒4年目での受賞は、1996年の松井秀喜(巨人)と並びセ歴代最年少。

5年目の山本は18勝5敗、防御率1.39、206奪三振、勝率.783とパ投手部門のタイトルを総なめにする活躍。エースとしてオリックス25年ぶりの優勝に貢献したのが評価された。村上と同じく、野球日本代表「侍ジャパン」に加わり先発の中心として金メダルを獲得している。

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(Full-Count編集部)

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